紅葉

寒くなり 一斉に色づき始める 紅葉 なぜ 赤や黄に染まるのか 不思議だ あんなに青々としていた葉が 一斉に色づく その姿は美しい 目的は何なのか 目立ちたいのか 目立ってどうするというのか 色づくと 色気づく 似ているけどぜんぜん違う でも 一緒なのかも …

甘いもの

甘える 甘えたい 甘えさせる 甘い うまい 辛い りんご 果物 さかな 甘いものはなぜ甘い 甘いものだけでは 体に悪い 何事もバランス いい時もあれば そうでない時もある 甘いものはどこにある スーパーでも八百屋でも どこにでもある 甘える 甘えたい 甘えさ…

ラムチョップ

ラムチョップ 普段は食べることのない 七面鳥 食べた記憶がない 北京ダック なんで肉を食べないの 豚足 ゼラチンって体にいいの 牛タン ベロだよベロ 僕らの食卓には 数限りないごちそうが並び まるで皇帝のよう 王子か姫か 生姜焼き 千切りのキャベツが美味…

その日

休みの日になると 眠ってばかり そして気がつくと 焦ってばかり そんな週末 そんな日常 僕らは何を怖がっているのか 変わらない毎日がそんなに怖いのか 何をしたいのか 何をしなければならないのか 何をすれば満足するのか 何が僕らの一日なのか 決めていい…

ひとり 誰もいない山の中 じっと 焚き火の炎を見ていた 湧き上がる炎は 蜃気楼のようで 幽玄で 儚く見えて その炎の中に 吸い込まれそうで 吸い込まれたらどうなるのか きっと天に登れる そんなことを思いながら 薪を継ぎ足しながら 幾重にも揺らめく 炎を見…

焚き火をしようと思って 薪を割っていた ちょうど良さそうな木を探して ナタで思い切りたたく ひとつふたつ 木は薪になる そんなにたくさん必要ないのに 一心不乱に薪を割る 木の年輪が見える 年の数だけ増えるという 僕にも年輪は刻まれているのだろうか 薪…

こじらせる

こじらせる 風邪をひいいたときに使う言葉 最近は違うらしい 恋愛 そんなときに使うらしい だけどなんか楽しそう ちょっと満足げ こんな恋愛 私はしてるの こんな自分 健気ですてき 恋い焦がれる私 こじらせる 素敵な言葉に思えてきた 言葉はなんで言葉って…

たい焼き

いったい何が変わって 何が変わっていないのだろう そんなことまで わからなくなってしまって いつもの毎日を ただ繰り返し続けているだけで そんな僕らは鈍感になって 鈍感にならないと生きていけなくて 誰かの言うことを真に受けて それが素晴らしいことだ…

小鳥

小鳥が飛んできて 僕の手にとまった あたたかい 思いがけない感触 鳥の足は冷たい 勝手な想像 だってごらんよ そんな感じするだろ それとも 僕の心がそう思わせたのか 生きているものの 暖かさを忘れてしまっていたのか 小鳥は僕を見て微笑んだ ように見えた…

僕はいい子

焚き火 最近見ないね 葉っぱの中に焼き芋 夕方になると あちこちから煙 晩御飯の匂い 味噌汁や焼き魚の匂い 近所を歩くと漂ってくる 夕飯の時間を知る 幸せの香り 新聞配達のバイク カタカタカタカタ キッキー ポストに入れる音 朝の始まるを知らせる 玄関が…

僕らはひとつ

不思議だ 太陽はなぜ燃えている 宇宙空間に酸素はない なのになぜ燃えている 太陽がいるから この世にあるものがわかる 暖かさを知ることができる 夜があることを知る 夏があって冬がある あんなに暑かった夏の日が いつの間にか記憶から消え去り 凍える体を…

僕らは宇宙

空の青はなぜ青い 漂う雲はなぜ白い 僕らの血はなぜ赤い 僕らの血管 つなぎ合わせると どのくらいの長さか知ってる? この間テレビでやってた 地球二周半 信じられるかい 空の青はなぜ青い きっと青くない 僕らが見ている空は宇宙だから 僕らは僕らのことを…

僕らは何色

不思議なもんだ 同じ一対のもみじなのに 赤や黄色に色づいて 美しさを感じる僕等がいる あっちの木を見てご覧 ついこないだまで新緑で いまはパサパサはらはら枯れ落ちて 僕らの道を色づけてる エボニー・アンド・アイボリー そんな歌があったっけ ピアノの…

僕らは一緒

土の中 覗いてみたい いったい どうなっているんだろう あの木や草の根っこは どこまで続いているのだろう 生き物たちは どんな暮らしをしているのだろう 僕は思う 僕らの目に見える あの木や草は 彼らのほんの一部であって 彼らの本体は土の中 だから 木を…

南の島

不思議な夢を見た もういないはずの人が 移住したって 地元の新聞に出ていて 南の島 それはそれは 素敵な場所で ハワイかな もっと離島で 病院はあるのかな 暮らしは大丈夫かな そんなこと思ったけど すごい綺麗な場所で 海があって 自然があって みんな笑顔…

時間

僕はね 思うんだ すごい速さで 時間が過ぎていってるって なぜかというと 嫌なこと 早く終われ いつもそう思ってるから だから 一週間 早く終われ そう思ってる 土曜日が来るとホッとして 布団にくるまれ 朝起きていつもの椅子に座り 夕方になるとビールを飲…

気づく

風呂に入り 久しぶりに湯船に浸かり 天井を見上げると そこには 白い湯気 ぽたりと しずくが落ちてきて 冷たい そして 暖かさを知る そこには 日常が 幸せが 充満していて 僕は 忘れていることに またひとつ 気づく

街の声

イヤホンを買ったんだ 無線でつながるやつ いつも思ってた 皆何を聞いているんだろうって 僕は イヤホンが好きじゃ無かった だって 聞こえなくなるから 街の声 森の声 鳥の声 風の声 人の声 生きている世界 もっと知りたかった でもこの間 イヤホンをつけて …

スヌーピー

スヌーピー かわいいね 犬なのに おしゃべりして 大切なことも 教えてくれて ペットじゃなくて 飼い犬じゃなくて 家族でもなくて 友達 そう 大切な 唯一の 友達 道を歩くと 犬を散歩する人たち その犬は とてもキレイ 風呂上がり? つやつやしていて 綱につ…

うなぎ

先週 うなぎを食べたんだ 久しぶりに食べたうなぎは 幸せの味がした なぜかというと 我が家にとってうなぎは 幸せ そんな言葉がぴったりくる そんな時間 瞬間がそこにはあったから 最後のうなぎ あのうなぎはどんな味だったのだろう 山椒をかけすぎたけど 何…

いつもの景色

肩車をしている親子が トンネルに入っていった そのシルエットは なんだか不思議だったけど トンネルの出口に近づくと 外の景色が いつもと 違っている事に気づいて なぜだろう よく見たら いつもの景色は その親子のものになっていた きっと 気がついていな…

夢中

夢中って 素敵 仕事にも 遊びにも 僕にも 君にも カレーにも たこ焼きにも 映画にも 小説にも どんなことにも 夢中になる そんな僕は 夢の中 だから 夢中? いいや 夢じゃない だから 夢中 夢中な僕らは 素敵じゃないか だから 夢中 僕らは 夢中 ずっと 夢中

誕生日

みなさん! 聞いてください 今日は 僕の誕生日なんです コングラッチュレーション ハッピーバースデーイ デコレーションケーキ みんなで食べましょう なんて いつのことかな ろうそくに火をつけて 一気に消して 嬉しくて 楽しくて みんなが喜んでくれて なに…

大空を

目の前に 鳥が降りてきた 羽を広げたその姿は 美しくて まるで 剥製のよう 鳥は羽を再び広げ 飛び立とうとしたから ちょっとまって そう言ったらこちらを見たから 背中に乗せてもらえませんか そう言ってみた 鳥は バカだな そんな目をして 飛んでいってしま…

出る杭になれ

出る杭は打たれる だったら 出る杭になれ そんなこと言う人がいる 出る杭って なんだ 邪魔じゃないか だから打たれるんだ そんなところで出ちゃだめだ 出るべきところで出る それが大人だ 散歩をしていたら 緑道の脇 きれいな草 雨を蓄え 輝いている 新しい…

香り

散歩をしていたら 突然 土の香 ふっと横を見ると 畑仕事をしている人 そうか 土ってこんな香りだった 忘れてた というより気づかなかった しばらく 歩いていると 雨が降ってきたから 雨宿り 小雨になったので 再び歩き出す 雨の香り あたり一面に 充満してい…

雨宿り

散歩をしていたら 雨が降ってきた おかしい 天気予報がはずれた すぐに止むだろう そう思って歩き続けたけど 雨足はだんだん強くなり 大きな樹の下に逃げ込んだ 雨宿り 僕はすることもなく ただただじっと 目の前の池を見ていた 何人かの人が 僕の前を横切る…

マイライフ

演じる人 演じられる人 君は どっち? 僕は どっちでもない 演じる人 演じられる人 僕は シナリオライター 脚本家 舞台を作る人 そう 演出家 だからみなさん よく聞いてね 今度の演目は こんな感じ 主演は 僕 さあ始まるよ 僕の物語 僕が 僕だけのために作っ…

だれ?

散歩をしていたら 新しい家 ピカピカで モダンな感じ 若い奥さんが 子供と庭で遊んでいる 幸せ 絵に書いたよう 僕もこうだったのかな そんなこと思ったけど みんなすること 一緒 こうやって 時代は続いていく 江戸時代 もっと昔の時代 同じだったのだろうか …

いつものように

朝起きると僕は 湯を沸かし 急須に茶葉をいれ 湯を注ぎ 深緑に変わるのを待ち 湯呑につぐ ひとくちのみ ふたくちのみ 僕は朝の訪れをしる 胃が温まり 体が動き出し 今日という一日が 始まる 休日の日 食後に コーヒーを淹れ コポコポ コポコポ あの独特の音…