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雨の正体

シャワーを浴びると身体だけでなく心までキレイになった気がする気がするだけでそんなことはなくて僕の心は澱んだままだった林の中を歩いていたら雨が降ってきてシャワーと同じように雨は僕を洗い流してくれたが不思議なことに僕の心の澱みも洗い流してくれ…

異国

霧の街を抜けると海が見える丘に出たそこには家がたち広く遠くまで見渡せるそんな家に何代もの家族が暮らしてきた海を見渡すと遠く霞んだ先に島が見えるそこは異国だった自分の国であって自分の国ではなく家族たちは毎日見ているのにその島には墓があった何…

バカ

テレビを見ていたら立派なスーツを着た偉そうな人たちが何やら言い合いをしていた相手の揚げ足をとってああ言えばこう言ったりこう言えばああ言ったりこの人たち何してるんだろうどうでもいいことを延々と喋りあい何がしたいのかよくわからなかったけど何か…

シャンパンと空

今日は何が食べたい?お肉それともお魚野菜も取らなきゃダメだよ僕?そうだな僕は何が食べたいのかな僕はねお酒が飲みたいなだって美味しいし楽しくなれるからシャンパンそう僕はシャンパンが大好きなんだグラスに注ぐと泡立つ黄金色僕はシャンパングラスを…

モンシロチョウ

蝶々が飛んでいるモンシロチョウだいつ以来だろうか蝶々を見たのはいや蝶々に気がついたのは子供の頃網を持って追っかけた触ると白い粉が手についた毛虫とはうって変わって美しいその肢体手から離してはどこまで飛んでいくのかずっと見ていたそのモンシロチ…

太陽

宇宙船に乗って太陽に向かった太陽はなぜ燃えているのか一体いつまで燃え続けるのかおかしいじゃないかそんなに長く燃え続けているなんてそんな火事は聞いたことがないしかも星全体が燃えているなんて絶対うそだだからこの目で確かめることにしたあの暖かい…

見つめていたい

動物園に行くと動物たちが僕を見ていた動物を見に行ったのに逆に見られていたスーパーで買い物をしていると野菜や魚たちが僕を見ていたそんなはずはないのに死んでいるのに生きていないのに喫茶店でコーヒを飲んでいるとなぜだか他の客が僕を見ていた店員も…

なりたいな

あんな人になりたいなこんな人になりたいなテレビに出てくる俳優さんグランドを走り抜けるスーパースターみんなから脚光を浴びてすべてが充実している満ち足りた顔僕にもなれるかな子供の頃に夢見た姿おかしなもの今でもそう思っているあんな人になったふり…

希望の朝

朝起きると君の隣にいるのは誰希望それとも絶望もしかすると喜び悲しみ寂しさ嬉しさ辛さ悔しさそんな感情たちかもしれない僕らはたくさんの感情に包まれているプラスもあればマイナスもあるでもマイナスがあるからプラスがあるもし目覚めた時隣にいたのが絶…

i’m your man

君の男になりたいななれるかななれるよ願うだけじゃダメだ努力が必要だそう努力筋トレや身だしなみを整える肌の手入れだって欠かさずするそんなんじゃないまずは一人前の男になることだ人を愛する資格を持つことだ胸に手を当て自分に聞いてごらん君が彼女を…

素敵な僕ら

桜の花を見にくとすでに満開の時期は過ぎていて雨も降っていたので花見をする人もおらず寂しい空気に包まれていたけどなぜだか凛とした涼やかな気配が充満していて雨のせいか靄もかかり静けさと穏やかさの中桜の木々の喜び合う姿が僕の中に伝わってきた彼ら…

心の根っこ

緑広がる山々のすがたつい先日まで凍てつくような風景が広がっていたのに生きている改めてそれを知る木々の緑は空に向かって伸び続ける目指すはあの雲かそれとも太陽か長い年月をかけてゆっくりとそして力強く上へ上へと伸び続けるでも知っているかい彼らは…

旅立ち

黄砂がやって来たらしい遥か遠く大陸から風に乗って来たくもないのにずっとそこにいたいのに風のやつめ大きなお世話だ黄砂はずっと昔からそこにあったそこで暮らしていた家族もいた友達もいたでも風に吹かれて異国に飛ばされちゃった行きたいなんて一言も言…

僕らの幸せ

日がさんさんと降り注ぐなか手を繋ぎランニングする親子幸せな光景ずっと続けばいいそんなこと思っているはずがない当たり前の日常だから陽光きらめく川の水面釣りに興じる家族魚を釣り上げては大きな声で叫び喜びを共有するみな心からの笑顔いつものことだ…

本屋さん

僕は本屋さんが大好きだ平置きされたたくさんの本清潔そうな空間とあの匂い古本屋さんや図書館は好きではないなんだか埃っぽいから何よりあの匂いがしないんだ僕が本屋さんに行く理由読みたい本があるからそうじゃない暇だから でもない僕が本屋さんに行くの…

ビール

ビールをグラスに注ぎ空を透かして見た琥珀色に染まった空と雲泡のなかに佇んでいるビールをグラスに注ぎ窓から見える風景を透かして見た木々やビル遠くに人のすがたすべてが琥珀の中にあったビールをグラスに注ぎ家の中を透かして見たテレビの中でアナウン…

本当の仕事

枠を越えて協力し合う協働そこからイノベーションが生まれる素晴らしいほんと素晴らしい自立した人間ができること自立した人間でなければできないこと社会のため自分のため他人のため誰かを従わせ誰かに従うそんな人間やそんな組織では絶対にできないこと誰…

繋がる

緑が生い茂り清々とする中歩いていると足元には桜の花びらが降り注いだ亡骸その横には小川が流れ水は山からやってくる雪解けのあと全てが繋がっている一連の景色とその存在それらの中を歩く僕は何に繋がっているのか確かに僕は繋がってきたでもそれがどうし…

僕は見つける

僕は見つけた土手に生まれた新しい生つくしたちそこに吹くあたたかい風それに乗ってやってくるさらなる生への期待僕は見つけた太陽の日差し光り輝く川の水面うっすらと透けて見える魚影存在を伝える泡そこに存在する家族僕は見つけた僕の影を僕がいることを…

僕は生きる

そんなに早く寝てどうすんの明日がきついから?コンディションを整えたいから?いったい明日何があるっていうのどんだけ大事なことがあるっていうのいつもの明日が来るだけじゃん逃げるなよ寝れば幸せかい?幸せなんだよね逃げるなよ誤魔化すなよ恐れるなよ…

僕は自分

あんな風になりたいな理想だななれたらいいな僕も誰かにそんな風に思われたいかっこいい人になりたいそんな人生を歩みたいバカだな君はまだそんなこと考えてるのかいわかってないな何がだよなんでバカだっていうのさ誰だってかっこよくなりたいだろ人に褒め…

僕は

愛しくて愛しくて何かたまらなくて切なくて切なくてどうしていいのかわからなくて悲しくて悲しくて僕は途方に暮れていただけど君が僕を変えてくれた嬉しくて嬉しくてなんかすごく気持ちよくて楽しくて楽しくてずっとこのままそう思ってただけどそんな時は一…

僕の希望

僕は行きたい生きたいどっちなのどっちでもいいそれが本心行きたいどこへ何のため生きたいどうして何のためだからどっちでもいい同じことだから逝きたいそんなことないこわいから行きたいそして生きたいだって僕は生きてるから僕は生まれてきたのだからだか…

寝るということ

怖い寝るのが怖いあんなに楽しみにしてたのにあんなに喜んでいたのに怖いなんでだろう僕は気付いた寝るということそれは生きながら死んでしまうことだから僕らは夢を見る夢ってなに?おかしいじゃんなんで夢を見るの現実にいないからどこかに行ってしまうか…

特別な存在

僕は特別だと思っていた特別な存在君にとってのスペシャル僕だけが君をわかっている僕だけが君を癒すことができる僕だけが君の理解者そう思っていた僕にまかせておきなよ大丈夫だからそんな彼女が僕を見て泣いていた見たことも聞いたこともない泣き方で僕を…

君を見ている

僕は何もわかってない何もいったい幾つになったんだいい大人じゃないかもっと世間を知ろうよいつまで騙されれば気がすむんだ騙されてなんかいない僕は騙されてなんかいない逆だよ僕は騙してばかり人のこと自分のことそれがわかってる世間だって知っているう…

僕らはできる

悲しさは人をうつむかせる寂しさは人をふるえさせる哀しさは人を絶望にさせる嬉しさは人に希望を与える楽しさは人に笑いを与える明るさは人に勇気を与える僕たちはいつも何かを感じて心の中に取りこんで何かに変換させて生きている僕たちが感じる何かは悲し…

僕の役目

僕は震えていた寒くなんかない心が震えていた絶望でもない希望でもないただただ震えていた僕の手は冷たかった誰かに温めて欲しかった違う誰かの暖かさを確認したかった僕にはもうなかったから誰か僕の手を握ってそれだけでいいんだ僕が震えていることわかっ…

僕の人生

いったい僕が何をしたっていうんだ何もしてないじゃないかそう何もしてない何もしてないからだよ僕は何も面倒は起こしていない人から恨まれることもしていないそれなのにそれなのになんでこんな仕打ちを受けなければいけないの言っただろ何もしてない何もし…

僕の詩

僕の詩を送ります君になぜ詩を送るかって僕のこと伝えたいから手紙じゃダメなのかって詩が僕の手紙さ言葉で伝えられるなら話したほうがいい話して伝わらないことや言葉で伝わらないこと僕は詩で伝えたいのさ詩は言葉ではないんだ詩は詩であって言葉ではない…

僕の記念日

あの日僕は海に向かって車を走らせていた何か目的があったわけじゃない自然に会いたかったそんなことを思っていたあの日海は荒れていたお前のことなど気にかける余裕はないそんなふうに白い波を立て僕を追い払うような海だったあの日僕はそんな海に挑戦した…

怒る

僕は怒ってばかり何に世間に会社にニュースに僕は怒ってばかり何に僕に僕自身に全く情けない僕は何で怒ってる僕が不甲斐ないから僕が情けないから僕が格好悪いから僕がついてないから僕のせいじゃないか人のせいにしてはいけない世の中のせいにしてもいけな…

素敵な僕

今日はねいいことがあったんだ僕の好きな彼女彼女に声かけられたそして彼女に褒められた人に褒められるって嬉しいよねそれが彼女最高だよこんな幸せないよ羨ましいだろ僕はね人に褒められるために生きているんだもちろん誰でもいいわけじゃない彼女彼女じゃ…

笑顔

銃を持てやつをやっつけろちがうやつらだみんなやっつけるんだなぜなら僕らが生きるため僕らだけが安心した暮らしを得るため僕らだけが幸せになるため他のやつらはどうなったっていいだから銃を持てやつらをやっつけろ一人残らずだ報復されたら困るからねこ…

自由

自由になりたかった自由になったら退屈だった自由になったら寂しかった僕は自由だった僕はそのことを知らなかった僕は無知だった僕はなんでもできるのに僕は自由なのに何もしないだけだったそれなのに自由になりたいなんて思っていた自由僕は誰かのせいにし…

桜よ桜

桜よ桜あなたはいつからそこにいるのですかいつから私たちを見てきたのですかいつまで私たちを見てくれるのですか桜よ桜私たちはあなたを見て喜びあい笑いあってきましたでも違うのですね見ていたのはあなたのほうだったのです桜よ桜どうか教えてください私…

できる

できる できる 絶対できるできる できる 必ずできるできる できる 今こそできるできる できる お前はできるできる できる 僕ならできるなにが一体何ができるのだろう僕には何があるのだろう僕は何ができるのだろうわからないそれがわからないもしかしたら何…

うそ

何もすることがないなにも僕は時間を持て余しいつの間にか時間が過ぎてしまうことに焦っているおかしいね何もすることがないだから僕は寝てしまう僕は寝ることができる何かすることができた寝るって気持ちいい嬉しいし楽しい何もすることがないだから寝るん…

羨ましい

羨ましいかい君は人のこと羨ましがってばかり私だっていつかなれるだから羨ましくなんかないうそばっかり顔に書いてある羨ましいって羨ましがられる人はねなにもしないで羨ましがられたりしない羨ましがられるような何かを叶えるために何かをしてきた人だだ…

彼ら

そこに滝があった青々とした空気の中水が落下していく飛び散る水滴その水滴は空気と交わり僕らのところまで届く生き返るような瞬間これはなんだろう香りもない単なる空気でもない水滴でもない僕らのところに届いた彼らは僕らの体に染み渡り何か深いところで…

寒い

寒い寒い夜なんでこんな寒いんだろうそう思ったけど寒くて寒くて我慢して夜が明けるのを待った寒い何がそう僕は知っている体も寒いけど心が寒いんだだって夜だけでなく昼間も同じ寒いんだもの寒いって何だろうどうしたらいいんだろう温まりたいのかなそれと…

ただそれだけ

いつの間にかにいなくなる僕のまわりから人がいつの間にか一人になる僕だけみな楽しそういつの間にか消えている取り繕うそんな僕一人じゃないみんなと盛り上がっている楽しそうそんなふうに取り繕う意味のない僕一人でいいじゃないかそれが僕受け入れればい…

誕生日

僕は僕で僕ではなくて僕は僕でありたかったけど僕にはなれなくて僕は誰かというとどこの誰でもなくて僕は僕でしかなくて僕は僕ではない僕が僕になろうとして僕は僕を拒絶しながらも僕は僕に優しくて僕は僕であることに誇りを持てず僕は僕の僕が途方に暮れて…

風に吹かれて

風が吹いている強い風が何もかも吹き飛ばすような冷たい風が吹いている風はどこから来てどこへ行くのだろう風は何を連れて誰を連れて風はどこへ行こうとしているのだろう僕は風に抗い歩いていただから連れて行ってもらうことにしただって目的地がなかったか…

眠り

僕はね眠ることが大好きうつらうつらまどろみに身を任せ最高の瞬間眠るって楽しいよね嬉しいよね夢が観れるあの懐かしい日々が蘇る素敵な日々眠ることがそんなに楽しいのならずっと眠っていればいいずっとまどろんでいればいいだけどそれて死ぬこと?そうか…

旅立ち

僕はね寂しがり屋で怖がりでいつもびくびく怯えてはいいことありますようにと祈ってる僕はね幸せ求めて旅をしていつも何かを求めては何も得られぬ自分がいて時が過ぎるの焦ってる僕はねどうにかしたいと思ってるどうにかするがわからないどうすればいいのか…

幸せな日々

家に帰ると手紙が届いていたなんだろう誰からだろうセールスかなそう思いながら部屋に入り封を切ると写真が入っていた懐かしい僕の昔の写真満面の笑みまわりにいる人間も同じメモが一枚入っているこんな写真が出てきました幸せでしたねそう書いてあり差出人…

発見

不思議な夢を見た湖の上ボート手漕ぎの古いボート僕は一人で漂っていた湖面に映る自分の顔を見るのだけどどうしても見ることができない一生懸命覗き込むのだけど僕の顔が映らないおかしいなオールを持って湖面に打ち付けた大きな水しぶきが上がり僕の手にか…

空を飛びたい飛行機やヘリコプターやハングライダーやなんだっていいやでも自分で飛びたい羽を広げてぐんぐん上昇していくそこから一気に急降下風に乗って滑空するそんなことができたら人間じゃないそうかもしれないでも飛べる生き物がいる僕らも飛べるかも…

存在

楽しそうに家族連れが向こうから歩いてくる僕のことなど気もつかず僕のことなど嬉しそうに笑っているこれから野球観戦のようだ僕のことなど知りもせず僕のことなど同じような服を着て同じ場所で買うのだろう笑いながら買うのだろう僕のことなど存在も不明だ…