お寿司


お寿司が食べたい
そういう君

エビ
ほたて
玉子
マグロ
いくら

それとも巻き寿司がいいかな

僕だって大好物さ
食べさせよ

彼女がお寿司を指でつまみ 僕の口に運びいれる
彼女の指がぼくの口元に触れる
彼女は指先についたご飯つぶを舐める

僕は言う おいしいね
もっと食べさせてよ

脂がのっていて
口の中にまとわりつく
ツンとわさびもきいている

いくらでも食べられる
毎日だっていいよ

さあ 今度は僕の番だ