彼女が足を組み替える
そのたび
僕はどきっとする
彼女のスカートのおく
ドキドキしながら
気にしているけどしてないふり
彼女が足を組み替える
僕は上を見たり左を見たり
彼女と目があう
とたんに知らない顔
ふいに彼女が足を組み替える
水色のレースにに包まれた彼女の下着
僕はいそいで下を向き
なぜだかゴメンと 心の中でつぶやいて
ドキドキしながらしてないふり
僕は彼女の秘密を知ったかのように
うつむきながらもドキドキして
ちょっぴりだけどワクワクして
僕だけの秘密と飲み込んで
そっと前を向き 歩き出した