内緒のこと


部屋の窓から空が見える
青い空が
白い雲の合間から見えている

窓から見える景色は変わらない
だけど空だけはいつも違う
だから僕を安心させてくれる

この世はなんなのか
なぜお腹は空くのか
なぜ生きているのか
なぜ人を恋しいのか
なぜ気持ちいいのか

不思議なことだらけだ
どうにもならないものがある
どうにでもできるものもある
どうでもいいことなんてこの世にないのにね
不思議なんて本当はない
すべて現実 すべて意味がある
だから目の前に空があり雲がある
そしていつもと違う景色を見せてくれる

不思議の先には何がある
本当の本当のことがあるかもしれない
それが内緒というのだろう