ヒーロー


ヒーロー
僕はヒーローになりたかった

 

どんなヒーローでもいい
みんなに喝采をあびるスーパースター

 

いつも思ってた
いつかなれると思ってた

 

いつからだろう
僕には無縁の世界だとわかったのは

 

でも僕は勘違いしていた
ヒーローが何か知らなかった

 

僕の思っていたヒーローだけが
ヒーロではなかった

 

みんなに喝采をあびる必要なんてない
たった一人の喝采
それもヒーロー

 

だから
何をするか

 

誰に対して
何をなし得るか

 

それが
大事で大切なこと

 

キングやレジェンドなんて呼ばてなくていい
僕は誰かのヒーローになれればいい

 

それが僕の望み
何処かの誰かが幸せになれればいい

 

僕は何処かの誰か
誰かにとってのヒーローになりたい

 

それが僕にとっての
ヒーロー