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こころ


快晴で
空気が澄んていて
僕の心も穏やかで
なぜかというと
それは
彼女が隣にいるからで
一緒に手をつなぎ
まだ
雪の残る歩道を
一歩一歩踏みしめながら
歩く

僕は彼女の
心を知りたくて
つないだ右手に
集中する
すると
彼女の手から
何かが伝わって
きて
僕の
身体中をかけ
めぐり
その何かは
やがて身体全体に行き渡り
僕の
心に伝わり
僕は
僕の全てが
しびれた

僕は彼女が好きで
なぜだか
それが
わかって
その場で抱きしめて
彼女はびっくりして
でも嫌じゃなくて
僕は幸せで
暖かくて
ここち良くて
太陽の光が眩しくて
急に照れ出して
前を向いて
歩き出した

手をつないで

僕と僕らは
幸せだった

こころが
ひとつだから

幸せだった