それでいい


目が覚めたら
隣に絶望がいた

眠れずに
朝まで悩み続ける

そんなこともなく
ぐっすりと眠り

朝起きたら
隣に絶望がいた

どこかにいってよ
聞いてくれやしない

僕は思う
生きていてもしょうがないと

だけど
そう思ったからといって

何ができるわけでもない
僕は絶望とともに生きる

そうするしかない
そうでしかない

絶望は
僕を途方に暮れさせる

でも
一緒に生きると決めたら

そんなに悪い奴じゃない
こともわかった

絶望は
単なる絶望であって

結局のところは
僕自身の問題であって

絶望を
絶望とするかどうかは

僕次第
だから

僕は
僕は

絶望と
希望は

同じことだとわかった
だって

どちらも僕が
思うこと

僕が
考えること

それだけ
ただそれだけ

だから
僕は

生きる
絶望や希望と

生きる
力強く生きる