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最高のふたり


僕と彼女は
雪に手を突っ込み
冷たい
とても冷たい
雪の中で

手を握り合った

冷たくて
暖かくて
幸せで
僕は
どうにかなっちゃいそうで

こんな二人は
なぜだか
手を離さなければならない
そんな時が
やってきて

二人は
離れ離れに
なったけど
ぼくは
彼女が好きで

大好きで
もう一度
雪の中で
温まりたい
そう思ったら

彼女は
僕の心に
飛び込んできて
なんでだろう
そう思ったら

彼女は
体がなくなって
僕の
心に
来たようで

何があったの
僕は聞いたら
彼女は
僕の心の中で
震えていたから

何も聞かないで
僕と
彼女は
旅に出ることにした
景色のいいところ

そんなんじゃない

青いとても青い
大空
そうじゃなくて
宇宙さ

僕らは宇宙に旅立った
彼女は
泣いて
僕に言った
ごめんね

僕は
おかしくて
大笑いしたら
彼女は
怒って

僕らは
火星の横を
猛スピードで
通り抜け
太陽に飛び込んだ

僕と彼女は
太陽の
炎の中で
踊り
踊らされ

みんなの
太陽から
祝福を受けた
それは
それは

最高の
瞬間で
僕らは
ひとつに
なれたから

思い出していた
冷たい
冷たい
雪の中で
手を
つないだことを

この
熱い
熱い
太陽の
中で
思い出した

僕らは
永遠になった
永遠の
二人
手をつないで
いつまでもふたり
最高のふたり