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素晴らしい僕ら


海を見ていた
陽の光が差し込み
深い深い海の
青さ
暗さ
たゆやかな
海面
すべてが
光り輝き
怖かった

そんな光景を見ていたら
雪が降ってきて
空を見ると
雪の中に入り込んだようで
吸い込まれるようで
僕はどうなってしまうのか
思ったけど
実は
雪は
海から
やってきたことがわかった

そう
雪は
海面から
僕に向かって
降り注いでいた
だから
僕は
雪に吹かれて
そのまま身を任して
海の上に降り立った

わかったんだ
わかっちゃったんだ
海がだれのものなのか
陽がだれのものなのか
僕は
知らなかった
素敵で
素晴らしい
この世の世界

僕は
僕らは
知っている
だから
僕らは
生きている
素晴らしい海
それは
僕の中にあった
知らなかった

僕は海
海は僕
そして
僕ら
だから
青く
陽が差し込む
そんな海と
そんな僕ら
素晴らしいじゃないか
知らなかった