今日


今日は何の日
何の日でもない
ただの日曜日
とても天気がいい
ただの一日
こんな一日

太陽の光を浴びに
外に出る
突然そらは曇りだし
雪が舞い散り始めた
そんな一日
惨めな一日

それでも僕は
あの場所に向かった
丸い丸い地球がみれる
海に面したあの岬
素敵な一日
寂しい一日

僕の人生は
僕のものであって
僕のものではない
だから
こんな一日だって
あんな一日だって

自然はすべて分かっている
今日僕が来ることも
僕に何もないことも
だから
今日という日は
僕のものでも君のものでもない

僕らは生きているようで
そうではない
僕らは生かされている
そういう生き物
こんな一日
あんな一日

全てに意味がある