ミルク
最近飲んでないね
子供の頃は毎日
学校の給食や家で
ミルク
牛は僕らのためにパワーを分けてくれる
いや僕らが搾取しているだけ
牛は子のためでなく僕らのために乳を作る
だから牛舎にはメスばかり
オスの牛は食肉に回されてしまうらしい
ミルク
それは本来じぶんの子のためのパワー
僕らは母親のミルクの味なんて覚えていない
でもそのパワー優しさ温かさをもらったはず
それが今でも欲しくて忘れられなくて
牛にお願いしているのかも
ミルク
生きるためのパワー
男にとっても女にとっても
僕らには忘れられないもの
男の僕は子に何を与えられるだろう
大事なこと
ミルクは与えられないけど
何を与えられるかは自分次第
何を作り出せるかは自分次第
大事なこと