ヒカリノカナタ


朝日に輝く雲
圧倒的な白さ
圧倒的なボリューム
漂う雲
綿あめのような雲

雲は何処で生まれるのか
何処からやってくるのか
何処に行くのか
できることなら
一緒に行きたい

僕を乗せてくれませんか
筋斗雲のように
僕の大好きなベッドのように
羽毛ぶとんのように
抱かれたい

雲のお母さんは誰
雲のお父さんは何処
僕は誰
君は誰
僕と一緒さ

だから
連れて行ってくれないか
君の故郷に
君の目的の地へ
僕を包んで

この世の光
全てを吸収して
自分の体に溶け込ませて
圧倒的な存在感を
僕らに見せつける君

そんな雲
僕も行くよ
お願いだ
連れて行っておくれ
ヒカリノカナタに