気持ち


天気が良くて
窓際に椅子を置いて座っていたら
太陽の日差しに包まれて
暖かくて
幸福で
老人になったようで
ずっとこのままなのかな
そんなことを考えていた

アメリカ映画でよく見る光景
家の前に木製のチェア
そこに一日中
座っている老人
何をするわけでもなく
じっと
笑顔で座っている老人は
なぜだか幸せそうだった

そんな僕になりたいな
そう思った僕は
そうなったのかもしれないけど
なんか違う感じもして
不思議に思ったけれど
違ったのは僕の気持ちだということに気がついて
なぜか納得がいった
そんな気がした

気持ち
どんな気持ちだと思っていたのか
それに対して
今どんな気持ちなのか
うまく言えなけれど
充実感
心の余裕
納得感
そんな言葉が思い浮かんだ

結局は自分の気持ちなんだな
人からどう見えるか
人からどう見られるか
そんなことは関係ない
と言うか人が感じることであって
自分にとってはどうでもいいことであって
結局は自分
自分がどう感じるか

当たり前のことだけど
そんなたり前のことに気づいたからといって
どうなるわけでもなく
自分の気持ちが変わるわけでもなく
自分の気持ちは自分で作るものだけど
作ろうとして作るものでもなく
普段の思いや感じることだから
それが自分を作るものだから

そう思って
感じて
気づいて
思って
想って
祈りながら
生きることにした
それが今の気持ち