見えないもの

 

あの空の向こうには何があるのだろう

アノソラノアオは何の色なのだろう

 

僕らは目に見えたものしか信じない

僕らは目に見えるものしか気づかない

 

あの空の向こうには宇宙があるのかもしれない

でも宇宙って何なのだろう

 

アノソラノアオは空気の色なのかもしれない

それとも海の青が映っているのかもしれない

 

僕は目が悪いからメガネを掛けているのだけど

本当は見えているのかもしれない

 

僕らはみんな近眼なんだ

すごい眼鏡が発明されたら

 

きっと見えるに違いない

あの空の向こう側

 

怖い?

楽しい?

 

どっちだっていいさ

単なる事実だもの

 

でもビックリするかもしれないよ

そこに宇宙はないかもしれないからね

 

そして気づくはず

僕らの理由を

 

でも知らなくていい

気づかなくていい

 

僕らは近眼なんだ

目が悪いんだよ

 

だから見えないものを探している

大事なものを見つけようとしている

 

目が良くなったら

またわからなくなっちゃうよ

 

せっかく

見えてきたっていうのにさ