いつものように

 

朝起きると僕は

湯を沸かし

急須に茶葉をいれ

湯を注ぎ

深緑に変わるのを待ち

湯呑につぐ

 

ひとくちのみ

ふたくちのみ

 

僕は朝の訪れをしる

 

胃が温まり

体が動き出し

今日という一日が

始まる

 

休日の日

食後に

コーヒーを淹れ

コポコポ コポコポ

あの独特の音で

再び目が覚める

 

半分注ぎ飲み干し

また残り半分注ぎ飲む

 

今日という日の自由をしる

 

大切に愛しみながら

コーヒを体に染み込ませ

自由という名の

時間をすごす

 

こんな僕の朝

隣に彼女がいる

 

慌ただしい一日のはじまりにも

自由を知らせる一日のはじまりにも

 

そして一日に終わりにも

隣に彼女がいる

 

僕の始まりにはいなかったのだから

僕の終わりにはいてほしい

 

いつものように