ちっぽけな僕

 

僕はちっぽけだったから

何の意味もないよな

 

そんなことよく思って

それなのに自分のことばかり考えて

 

悩んだり

悲しんだり

 

僕はちっぽけだったから

何の意味もないのに

 

どうして

なんで悩むんだろう

 

もしかしたら

ちっぽけじゃないのだろうか

 

いや

きっとちっぽけなんだろう

 

だったら

どうでもいいじゃないか

 

そうだね

ちっぽけな僕なんだもの

 

だから

ちっぽけな僕は

 

何をしたっていい僕であることに

気づいて

 

そのまま歩き続けたら

いつのまにかちっぽけじゃなくなっていて

 

僕は

ちっぽけな僕に戻りたかったけど

 

もう戻れない僕になっていたから

ちっぽけじゃなくてもいいか

 

悩んだり

悲しんだり

 

あれ

どっちも一緒か

 

ちっぽけでもそうでなくても

そう思って振り返ると

 

みなが僕を見ていた

応援していた