おいなりさん
お寿司
ご飯が
何者かに変身して
僕らのココロ
だけでなく
僕らの胃袋
充填させる
僕らは
粋で
いなせな
江戸っ子
じゃあないかもしれないけど
イイじゃないか
僕らは
幸せだ
太陽
唐揚げ
おにぎり
玉子焼き
なんだ
なんなんだ
おにぎりからは
鮭が登場
この匂い
この香り
世界のすべて
充満している
空には万国旗
ステキな
ステキなこの瞬間
僕は
赤と白に染められ
競争していたと思ったら
僕は
太陽に
羨ましがられていたんだ
お腹が空いた
ランチ
お腹が空いて
たまらない
なに食べよう
いや
弁当がある
誰が作ってくれた
違う
誰のために作ってくれた
それが
弁当
あめ
雨が
僕らを
彼らを
濡らし
洗い
清め
こころ
白く
美しく
染め上げる
なんてことはなく
この世のすべてを
洗い流す
それが雨
君は
コオロギ
鳴いてる姿
まるで
オーケストラ
何処
どこにいるんだい
オーケストラは何処に
そんな歌があったっけ
みんな
みんな探してるんだ
コオロギ
君はコオロギ
僕ら
どしゃ降りの雨
突然
そう突然降ってきたんだ
でも
楽しい
こんな雨
スコール
めったに見れない
だから
打たれてみよう
雨に
雨は
何なんだろう
僕らの皮膚にしみていく
雨は僕ら
僕らなんだと思う