僕は犬で 犬小屋で鎖につががれ 泣いているワン ワン ワン嬉しく 装い 泣いている僕のご主人様はどこ？はやくエサを与えてよワン ワン ワン欲しくて 欲しくて 泣いているそすればエサをもらえてさしっぽを振って ありがとうワン ワン ワンだから 犬って言わ…

はじめてこんな気持ちなったのはじめてこんな気持ちいいのはじめていつまでもこうしていたいあたたかくてぬくもりがあって守られてる守ってるそんな気持ちもう どうなたっていいこの世の終わりが来たっていいはじめてこんな気持ちはじめて気がついた人を失い…

お花がとってもキレイですテレビのいつもの光景でセットにゴージャス飾られてお花がとってもキレイですいつもの飲み屋の入り口で僕らを出迎え着飾ってお花がとってもキレイですお部屋をたっぷり彩って誰かにもらったプレゼントお花がとってもキレイですあの…

水着になるのが いやというこんなに素敵な 夏なのに夏のお嬢さんビキニが似合うお嬢さんこんがり日焼けで 素敵な肌それが嫌だと君は言う日焼けの跡が残っちゃう僕と海に行きましょう誰もいないあの島にそこで二人で泳ぎましょうトビウオみたいに飛び跳ねて水…

カッコよくなりたいなみんなに モテたいなモテモテ嬉しいよねモテモテみんなに 愛されてどんな気持ちだろう僕にはわからないやモテることができたら僕も人を愛せたのかもしれないモテることができたら僕も人に優しくできたのかもしれないだからモテモテうら…

チョッコレートチョッコレート甘くて溶け出し 笑いだし苦くて ちょっと切なくて僕らを優しく 締めつける時にはきつく 締めつけるドロドロとけては絡みつきのどの奥にもまとわりつく甘い香りが 溶け出して本当に甘くて飲み込んで僕の体に とけていく君の体も …

しめじまいたけてんぐたけなめこまつたけしいたけさん焼いても煮ても おいしくててんぷら フライ おいしくてきのこ汁も いいかもね見た目はとてもグロテスク湿った空気が大好物だって菌だよ 大丈夫？じめじめしたのが大好きで日陰でひっそり生えているそれで…

葉っぱが一枚あったとさ葉っぱの下には何がある？葉っぱの下には僕がいる葉っぱを食べては成長し葉っぱを着かざり装って葉っぱに包まり眠ってた葉っぱとともに大人になり葉っぱは僕の友人で葉っぱは僕の一部になってだけど葉っぱ枯れちゃってパサパサカサカ…

血が滴り落ちてきてケガをしていることがわかった目の前が赤く染まっていき意識が遠のいていくのがわかったもしかして死んじゃうのこれが死ぬっていうことどこも痛くないしなにも苦しくない僕の体を駆け巡っていたはずの真っ赤な血が地面を濡らし 水たまりを…

風が強く吹いているだけど雲はそのまま風にたなびき 揺れているベランダの洗濯物商店街に飾られてる旗緑の木々電信柱の電線僕の心雲の上から見ている風に飛ばされるのは誰か風を上手に受け止めているのは誰か風に乗ってスイスイ前に進んでいるのは誰か興味深…

なんでなんで僕を 見つめるのなんで僕に 微笑むのなんで僕を 助けてくれるのなんでなんで僕に 関わるのなんで僕に 話しかけるのなんで僕を 連れ出そうとするの僕と一緒にいても いいことないよなんでなんで僕と 一緒に帰るのなんで僕と 一緒に昼ご飯を食べる…

悲しくて悲しくて悲しくて嬉しくて嬉しくて嬉しくて悔しくて悔しくて悔しくてどれも本当の自分隠さなくていいふりもしないでいい楽しくて楽しくて楽しくて可笑しくて可笑しくて可笑しくて切なくて切なくて切なくて涙が止まらない隠さなくていいふりもしない…

うさぎ僕はうさぎ臆病で可愛くて可愛いふりして黙ってていいことありますようにと 祈ってるうさぎ彼女もうさぎ優しくて可愛くて本当に可愛くて綺麗でみんなに愛され 愛してるうさぎ君はどんなうさぎ？大きな目で キョロキョロしてにんじん食べては ピョンと…

橋の上で君と出会い橋の上で君と別れた人や自転車しか通れない昔からある 長い一本の橋ここで花火を見たりここでアイスを食べたりここで悩みを打ち明けたりここでケンカしたりここで友人に冷やかされたりここで寝転び夜空を見たりここで昼間に蝶を追いかけた…

君に出会えてよかった言ってみたいな そんなセリフ君に出会えてよかったいつ言うのさ どんなシーン嘘イツワリない 今の気持ちそれでも そんなの言えるわけない言わなくても 伝わることがある言わなくても わかることがある言葉に出すのは 野暮なことあ・うん…

私は貝になりたいそんなドラマがあったっけ波に洗われ さらわれて土にもぐって じっとしてそれでも 貝になりたくてじっとだまって そのままでそれが幸せ そんな時代僕は何になりたいのいまは何でもできますよ何でもできるし何でも言えるなんでも自分で考えら…

僕は君で 君は僕で 僕でない君は明日で 明日は昨日で 今日でない僕らは今を生きている僕らは死ぬまで生きているここに生まれたからそういう定めと知りながらあれこれやっては 落ち込んで死にたくないよと 叫んでるいつかはみんな死ぬのにね度胸がないから 怖…

君を抱いてわかる華奢な骨かぼそい腕うすい肩くびれた腰柔らかい胸君を抱いて気づく君のしぐさ君の吐息君の香り君の温かさ君の弱さ君も気づく 僕のこと僕は気づく 君のすべて君は目を閉じ君は首を振り君は震え君は吐息を漏らし君は頷いた君の向こうに青い宇…

世界の終わりと人はいう来るはずないと思ってはセツナと言葉を遊んでる世界の終わりは来るのかな来るはずないよと分かってて軽んじみんな口にするそんな僕らの世の中にやっぱり終わりはやってくる世界の終わりが来た時に何して過ごせばいいのだろう誰と過ご…

君の香りが知りたくて君の願いが知りたくて泣いた君の香りを追いかけて君の言葉が聞きたくて探した君の香りは僕のものとても素敵な君の香暑い夏の日も寒い冬の日も君の香りが近づくと僕は驚き振り向いて君を見つけて笑い出す君の香りを知りたくて君の笑顔が…

子供の頃に食べましたビワにイチゴにサクランボ食べ方 いろいろ工夫してみんなで楽しく食べましたいつものことだと思ってた当たり前だと思ってた食べたくなったら食べられるそういうものだと思ってたこんな僕らは無知で馬鹿世間知らずの無知で馬鹿僕らに食べ…

ペンキを塗る部屋の壁を塗る机や椅子を塗る廊下の床を塗る新しくしたくて新しい明日を送りたくてペンキを塗る青や白赤や黄そしてピンクや黄緑に缶をあけ大きなハケで一気に塗るペンキを塗る僕にも塗る顔を塗る心を塗る新しくしたくて新しい明日を送りたくて…

ペンギン綺麗な色輝くような 黒 白 黄色つやつやと輝いて堂々として凛と佇み 遠くを見ている自信満々みな自分にしかないものを持っているゾウの鼻ライオンのたてがみキリンの首美しい動物たちみな自分が何者かを知っている僕たちは美しいのか自分が何者かを…

旅立ちの日僕の心は震えている希望と恐れと後悔に旅立ちの日様々な思いが交錯してその中から 希望と使命を見出して 一歩踏み出す入学の日卒業の日一人暮らしを始めた日会社に就職した日彼女と一緒に暮らし始めた日そして大切なあの人を失った日旅立ちの日様…

毎日が過ぎていく僕の知らないうちに 過ぎていく僕は何をして 何をしていないのかわからないままただ 流れに身を任せているどんどん 流れていく僕は身をゆだねているだけ今年も半分終わりました今日は一年で一番 昼が長い日です何回こんなニュースを聞いただ…

太陽を求めて夏の一瞬に 大輪の花をさかせるひまわり太陽を探して空を見上げて 安心するひまわりひまわりはなぜあんなに大きくて 黄色くて 逞しいのかそれは太陽に注目してもらうため太陽の日差しを独り占めするためひまわりは気づいた太陽は素晴らいだけで…

僕のパジャマブルー 着心地の良い僕の相棒君のパジャマ白 柔らかな素材柔らかな君の体を 大切にくるむ僕たちのパジャマお互いにプレゼントしあった パジャマパジャマは悪魔パジャマは天使パジャマを着ている時人はうそをつけないだから パジャマは人を幸せに…

蜘蛛の糸を引っ張ってどこかに行こうと思ったら糸がたくさんからまってぐるぐる巻きにされました葉っぱの上に転がって助けが来るのを待ってたら途中で雨が降ってきて葉っぱに雫がたまったよ糸にからまり輝いて水飴みたいに輝いて僕の涙とからまってポタリと…

人生いろいろ僕もいろいろ人はいろいろ僕もいろいろ僕のいろいろほこれるかい何もせず 何もなし得ずただただ 焦りいったい何がしたいのか自分をごまかし前向いて気づいていたのに気づかずにそれでも これまでやってきた泥にまみれて取り組んだ変わりたい？変…

トカゲ僕はトカゲつかまると しっぽを切って慌てて逃げ出す さっさと逃げ出すいつも おびえて弱々しくて 本当に弱くてつかまると 自分の体の一部を切って自分だけ助かれと 願っているトカゲ僕はトカゲそんな僕が弱いあの子を見てしまった見てみないふりしよ…