2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

魔法の言葉

湯船に浸かり 天井を見上げると みなれない景色 そんな事に気づいて ポタリと 湯気が滴り落ちてきて ババンババンバンバン 声に出してみたら 笑っちゃった 幸せすぎて ババンババンバンバン みんなも言ってみよう 魔法の言葉 バカみたいに 幸せな言葉 そんな…

僕らはひとりじゃない

テレビで メジャーリーグの中継を見ていたら スイート・キャロライン 大合唱している なんでだろう それよりも みんな楽しそう みんな幸せそう きっとそんなことはない 誰しも一緒 辛いこと 悲しいこと 持っている 心の引き出しにしまってる でも だから歌う…

僕ら

昨日 素敵な雲を見た 君も見たかい 気づいたかい 夕暮れの青空に ぽっかり浮かぶ雲 綿あめを引きちぎったかのように いくつもの雲が浮かび その姿は からだの中から輝きに満ちて 夕焼けに 赤く赤く染まっていた そんな雲は やがて夜の帳に覆われて 姿を消し…

情けない男

情けない男でごめんよ そんな歌 こんな歌詞 だけど温かくて 優しい歌 ちっとも 情けなくなんかない 素敵な男 素敵な恋 それに比べて 僕は本当の情けない男 人を愛することも 人に愛されることもできない 人にやさしくすることも 人にやさしくされることもな…

マイクロホンを持ちながら おっきな声で歌ってみる 下手くそだって構わない 心の底から歌ってみる 大好きな あの歌を 観客席の方を見ながら おっきな声で歌ってみる すると 誰かが僕に気づく 僕も その誰かに気づく その誰かは笑っている 僕を見ている 嘲笑…

隠しきれない

隠しきれない 気分はピーチパイ こんな歌があったっけ 不思議なうた 気分はピーチパイ どんな気分なんだろう 僕の気分は どんなだろう アップルパイ チーズケーキ それとも レモンティ ミルクティ ホットケーキに チョコレートムース はちみつに ココナッツ …

一番

ホームランを決めたら どんなに素敵だろう ゴールを決めたら どんな気持ちになるだろう 徒競走で一番をとったら どんな顔をしたらいいだろう わからない 僕には経験がないから 君に告白するとき 僕はどんなことを思っていたのだろうか 君に振られたら その時…

無人島で

無人島で 二人で暮らせたら どんなにいいだろう 雨が降ったって そのまま 日差しが強くったって かまうもんか お腹が空いたら 魚を採って のどが渇いたら 小川の水を飲む 眠くなったら 木陰で眠る そんな生活 してみたいね 君と一緒なら 大丈夫 君も そう思…

綿あめ

曇り空が続くと 僕のこころも曇っているかというと そんなことはなくて 空を見上げると あたり一面に青空はないけれど 光り輝く雲 その大きな存在に気づいて こんな照明があればいいな 発明したらノーベル賞だ そんなことを思いながら 光り輝く雲を見る そし…

心の声

疲れた 気がつくと そんな言葉が口から出る そんなとき 体は疲れてはいない 心が 疲れている 疲れた そう感じるとき こう思うとき もう嫌だ 逃げ出したい そんな気持ちを 身体から放り出す 疲れた そう言ってみることで 僕は自覚する 悲しいことに 寂しいこ…

海の中

プールで泳いでいたら 水に潜ってみたら 気がついた 輝き 眩しさ きらめき 丘の上では気づかなかった 美しさ 一体感 そうかそうか そうなのか そうだったのか 魚だけが知っている 海でも川でも 降りそそぐ光 輝きに変わり 水と一体となり 一緒になる その素…

宇宙

森のなかで僕は 肌寒さを感じ ふと空を見上げると 光が遮られ あたり一面 みどりに満ちた葉っぱたち しんとした空気と 清々とした静けさ あたり一面が覆い尽くされている 前を向くと 輝いた空間 そんな場所が見える 葉っぱの隙間から 光が突き刺している ス…

暗闇

夜 暗闇に包まれて 僕らは眠りだす 深く深く 真っ暗な闇のなか やけに明るいな ふと見上げると 月明かり そうか 今日は満月か それ以上に 今日は晴天だ 夜の晴れ間 気づかないけど 気づき出す 神秘的な輝き 同じ太陽がもたらす 同じ輝きでありながら 異なる…

輝き

朝 目が覚めて 外の明るさに気づくと 安心する カーテンを開けて 眩しさに包まれると 希望が 僕のこころに吸い込まれる 光 あかり 輝き からだの奥に突き刺さる この瞬間 僕のこころは覚醒し 目覚め 新たな一日をはじめる 当たり前のようで 当たり前でない …

風鈴

風鈴が チリリンと いくつもの風鈴が 鳴いていた 涼し気な それでいて 硬質な 響き 氷 冷たさを連想させる その音色は 夏のものだけど なぜ風鈴は 夏のものなのか 音色で 気温が下がるわけでもなく 気持ち 感性 心根 の問題で それなら うちわ その方がよっ…

竹林にて

僕の住む家の裏には 竹林があって その中を歩いていると とても清清しい気分に包まれるのだけど 左右 上下を見渡してみると 僕はたくさんの竹に囲まれていて 彼らから見られていることに気づいた 耳を澄ましてみると カンッという音もするけど 実は僕に向か…

遭遇

会社に行く途中 目の前をハラハラと 一枚の葉っぱが落ちてきた クルクルと 葉っぱは 頼りなさげに落ちてきた 上を見ると 大きな木の葉っぱが 僕の頭上に広がっていた 落ちてきた葉っぱは つい数十秒前まで あの木につながっていた たったいま 疲れ果てて落ち…

生きている

歩いていたら マンションの植え込み 不思議な植物を見つけて じっと見ていた まるでブラシのような 葉っぱなのか花なのか 不思議なその実は キラキラと輝いていて 新しい芽 そんな姿は たくましくて 堂々としていた 数日して 同じ植え込みを覗いてみたら そ…

メジャーリーグ

テレビを見ていたら アメリカの 大リーグ ヤンキースタジアム アストロズのホーム球場 メッツのシティーフィールド キレイ 球場 客席 そこでプレーする選手たち 限られた人たち スターたち 日本の選手もいる みんなが応援する もちろん僕たちも 楽しそう 選…

マンガ

漫画を読んだ 笑ったり ドキドキしたり 悲しんだり びっくりしたり 暗い気持ちになったり ビクビクしたり ホッとしたり 読み終わった僕は すごく疲れてしまって 達成感もなくて ただただ疲れていて それは 少し怖い物語 少し切ない物語 だったからかもしれな…

何もない

何もすることがなくて 買うものを探していた 何もすることがなくて 何を食べようか考えていた 何もすることがなくて 健康のために散歩に行くことにした 何もすることがなくて 昔読んだマンガを読み直した 何もすることがなくて 映画を見にくことにした 何も…

カブトムシ

カブトムシ カッコよくて 強そうで 実際強くて 硬い甲羅に覆われていて 黒くて 固くて 空まで飛べて 森の中が似合っていて 夏も似合っていて スイカも似合っていて 弱い僕には似合わなくて サナギ いや幼虫 僕はそのくらいの か弱い存在で 僕はサナギにもな…

夢を見た

夢を見た それはそれは楽しい 楽しい楽しい 夢を 夢を見た 喜んでもらえて 嬉しくて 楽しくて 夢を見た いつものように謙虚で 優しくて 包み込んでくれた 夢を見た 夢とわかっていたけど 夢よ覚めないで そう思っていた 夢を見た 僕の大切なもの 僕の幸せ 何…

大事なこと

わいのわいの やんややんや なんだか 騒がしい 人のことなんて ほっとけばいいのに もっと自分のこと 考えればいいのに あいつじゃダメだ あいつがほしい そんなこと どうでもいい どうでもいいのに 真剣で 自分のことより 真剣で 自分より大事なの? 聞いて…

泣いていた

泣き虫だった 僕はいつも泣いていた 悲しいときだけでなく 不安な時 寂しい時 泣いていた 僕はいつも泣いていた そんな僕は 自分が恥ずかしくて 仕方がなかった いつからだろう 僕は泣かなくなった 僕は強くなったのか 不安なことがなくなったのか 寂しいこ…

雨の日

雨が降ってきたから傘をたたもう空を見上げて全身で雨を受けよう聞こえるだろ雨の音見えるだろ雨の形知らなかっただろ綺麗だろ全部君のものだ君のからだに染み込み君の体を作り潤う身体も心も気づいてごらんその美しさ素敵だろ僕らは素敵なんだ

お寿司

お寿司 今日はお寿司 出前 梅さんが届けてくれる なんてことはないけど お寿司 幸せな言葉 お寿司 みんな大好き お寿司 考えてみれば 誰が考えたのだろう 発明 発見 会ってみたい 考えた人 単なる料理じゃない 気持ち そんな発明 してみたい そんな発見 して…

いつか

天気が良くて 風が気持ちよくて 爽快 さわやか そんな季節 そんな天気 幸せだな そんなことを感じる そんな日 そんな時間 だけど ずっと家の中 そんな日だけでない ずっと家の中 外に出ると 外の匂いがする それなのに ずっと家の中 いつか 楽しみに変わると…

いいこと

いいことすると いいことしたな そう思って いいことあるといいな そんなふうに思う けどいいことなんかなくて いいことしても いいことしなくても いっしょかなんて思ったりして いいことしたら いいことしたな そんな満足感 もらえてるのに 気づかないんだ…

風邪

風邪を引いたみたいだ 喉が痛くて 気分が悪くて 熱っぽくて 何もする気がなくて 頭も痛いし 苦しいし 辛くて 誰かに助けてほしくて 助けて そんな事を言ってみるけど 誰も助けてくれる人はいなくて 自分 自分で治すしかない 自分を信じて 勝つまで待つ そん…