2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

インスタ

いい写真撮って いい写真見て 羨ましい 嬉しい みんなに見せたくて みんなを見たくて 全然面白くない なぜだろう 友だちがいないから 見せたい写真なんてないから 興味がないから 僕にも他人にも そんなことない 僕は僕に興味がある だけどそれは僕のなかの…

a part of your life

a part of your life 昔聞いたこんな曲 あなたのために生きていきたい あなたの人生を一緒にいきたい そんな事言われたら 僕なら困っちゃう 僕の人生は僕のものだから 君のものではない それに僕の人生は そんな大したものじゃなない だから僕のことに構わな…

欲しいもの

僕は毎日 何かしらの買い物をして ちょっとした満足感を得て また何か買い物をして お金を使って お金を稼いで また何か買い物をして 満足感を得て それでしか満足感を得られなくて 買い物ばかりの生活 欲しくもないのに 欲しいものを見つけて 欲しいものを…

走る

いつからだろう ソフトクリームを食べてもお腹を壊さなくなったのは いつからだろう 当たり前のようにビールを飲むようになったのは いつからだろう 蚊に刺されるのが僕だけだって気づいたのは いつからだろう お腹がすぐいっぱいになってしまうようになった…

わからないことだらけ

その店はフェリーの待合室にあった ナンテコトノナイ食堂 その町の名物は甘エビ 新鮮で美味しいホント美味しい だから名物は甘エビ丼 昼食時には多くの観光客が集まる 甘エビ丼 海鮮丼 みな舌鼓を打つ 楽しそうな笑い声 僕の隣には おじさんとその母親らしき…

ミョウガ

ミョウガを食べるとバカになる 誰かが言った キミは知ってる? 幼い頃に聞いた迷信 ミョウガなんてちっともおいしくない だからバカにならない そう思っていた子供の頃 今は違う 豆腐に 天ぷらに 刺し身に そうめんに ご飯に こんない美味しいものはない 夏…

ふーー

深呼吸をしてみたら この世のすべてを吸い込んでしまいそうで びっくりして あわてて吐き出した 世界は元のままだった カレーうどんの麺をすすっていたら 丼やテーブル その店やその店の客すべてを飲み込んでしまいそうで あわてて丼をテーブルに置いたら カ…

グレートレース

グレートレース テレビをつけたらやっていた 168キロ 山の中も走る鉄人レース 辛い 苦しい ヨロヨロになりながら走る 辛い 苦しい 家族や友達が応援している 辛い 苦しい 体が動かない 辛い 苦しい それでもゴールを目指す 辛い 苦しい でも楽しい こんな…

暑い

責任責任って みんないうけど 責任ってなんだか 知ってるかい? 責任を取ること それを仕事と勘違いしてないかい? 責任ある仕事と 仕事の責任は違うんだ だから 責任を取ることが仕事になっている人たくさん だから 責任取れないから その仕事しないんだっ…

幸せな酔っぱらい

後悔していた ひどい二日酔い お金もたくさん使ってしまった あんなに楽しかったのに あんなに美味しかったのに あんなに嬉しかったのに 後悔ばかり ひどい一日 今日という日が台無しだ なんで 楽しんだのに なぜ後悔するの そうだそうだ おかしい 本当おか…

見えないもの

あの空の向こうには何があるのだろう アノソラノアオは何の色なのだろう 僕らは目に見えたものしか信じない 僕らは目に見えるものしか気づかない あの空の向こうには宇宙があるのかもしれない でも宇宙って何なのだろう アノソラノアオは空気の色なのかもし…

月夜

綿あめが 溶け出した 引き裂かれたような その雲は 夕焼けに 溶け出して やがて 暗闇に包まれ 安堵の時を迎え 月明かりに 輝き出す その下で 賑やかなランプの光 大勢の人 浴衣姿 甘い香り 香ばしい匂い きらめく明かりのもと いくつもぶら下がった 雲の破片…

夏の夜

蝉の幼虫を見た 家への帰り道 電灯に照らされた足元 何かが動いている 虫 踏まないようにしないと よく見たら 蝉の幼虫だった 抜け殻しか見たことがなかった 抜け殻の中には確かに蝉がいて いや蝉かどうかもわからなかったけど それは確かに抜け殻ではなくて…

ベランダ

ベランダの鉢 草花を買ったんだ 小さな場所だけど 日当たりが良いから きっと喜んでくれるはず 燦々と陽を浴びて その姿は 僕らを喜ばせてくれる キレイな花じゃなくていい そこらへんに咲いてるような草花 水をあげると 滴るその姿 嬉しそう 僕も嬉しい 夏…

セミが鳴いている

セミが鳴いている ミーンミーンミーンミーン うるさいくらい 一生懸命 なぜ鳴いているのか 鳴くと泣くは違うのか 僕らは鳴いたりしない セミは泣くのだろうか 本当は鳴いてなんかいない 泣いてるのかもしれない 僕らが気づかないだけ 僕らが知らないだけ き…

スイカ

スイカ 大きな大きな緑色の玉 墨汁で書き記したような線 両手で抱えると ひんやりしていて いい気持ち 包丁で ザックリ 2つに切り分ける 真っ赤 打ち上げ花火のよう 種が散らばっている 果物なのに 野菜のような香りがして 清清しい 切り分けて お盆に乗せ…

緑色のトマト

ベランダに植えたトマトの苗 成長して トマトの形になってきた 成長中のトマトは お店で売ってるそれとは違って 緑色 それも 見たことのないようなきれいな 緑色 トマトはなんで赤くなるのだろう 成熟した印? おとなになった証拠? 葉は枯れると赤くなる 僕…

僕の笹舟

駅へ向かう道 小川というか用水路 その横を歩いていた 笹舟 誰が一番遠くまで行くか競争した 結局は誰も追いつけなかった あの笹舟はどうなったのだろう どこまで行ったのだろうか どこかに着いたのだろうか 今なら追いつく そんなんことを思ったけど もう笹…

僕にできること

僕はこうして詩を書いているわけだけど なんのために書いているのだろう 自分の気持ちを言葉にしたいから? 自分が納得したいから? それとも みんなに認められたいから? 同じ気持ちの人を探したいから? なんでだろう みんなに知ってほしい そんな気持ちも…

大事なこと

嫌なことがあると 嫌な気分になって 寝ても覚めても そればっかり ああしておけばよかった こうしておけばよかった そんなことばかり思って 落ち込んじゃうけど 嫌なことがあれば 嫌な気分になるのは アタリマエのこと 不思議でも不条理でもなんでもない 嫌…

幸せな暮らし

人が楽しそうな顔を見ると なんだか自分も楽しくなる 人が喜んでる姿を見ると なんだか自分も嬉しくなる プレゼント 誕生日や記念日 だから僕らは贈り物をする 楽しんでほしいから 喜んでほしいから そして 自分も楽しみたいから 喜びたいから 結局は自分の…

その店は盛り場の外れにある カウンターだけの小さなスナック 思い思いに歌うことができる よくある店 ただひとつ違うのは 店主の女性 皆がじっと聞き耳を立てるその声は 歌姫 陳腐な表現だけど そんなふうに 感じる その歌声は奇跡だった 店主が言った あな…

わからないことだらけ

朝顔 最近見てないな 夏休み どこに行っても咲いていた 枯れて種ができると それをつまんで遊んでいた 夕顔 そんな花もあった ちょっと小ぶり どちらも青とピンクに染まってた いつも水に滴って 瑞々しく咲いていた なんで最近見ないのだろう ツルを伸ばす場…

デパ地下にて

デパ地下にいた この世の天国 あっていいのか こんな場所 美味しそうな食べ物 見たことのない食べ物 たくさん それにすごい人 みんな列をなして 美味しいもの求め たくさん買って 帰っていく 限定品です 特別です いまだけです そんな言葉に惹かれていく 美…

七夕

七夕ってなんの日だっけ 願い事をする日 こんな自分になれますように いいことがありますように 願いを込めて僕らは短冊に書く 晴れるといいな なんで? 天の川見えないから なんで見える必要があるの? 七夕だから 七夕は 織姫と彦星が1年に一度 出会える…

僕は知っている

朝の匂い 君は何を感じる なにか清々しい匂い 突然やってくる 朝だけではない 夜にも訪れる 時々 何でもないとき いつか嗅いだことのある匂い 感じて思い出す あの夏の日のこと なんでもなかった日常 ラジオ体操 夏休みのプール 友達との会話 そして あたた…

深呼吸

朝起きて 思いっきり深呼吸する 草木の 香りがする 真新しい空気 出来たての空気 この世で一番のご馳走 たっぷり吸い込む そして 一日の元気をもらう ありがとう まわりの緑にお礼を言って 駅に向かう 清々しい一日の始まり その日の夜 僕は疲れていた いろ…

強い風

とても 強い風が吹いている まるで嵐のよう 飛ばされそうだ けれどその風は なにか心地良い 向かい風と 追い風 僕はどちらを選ぶのか 僕はどちらに進むのか いままで 僕は何も考えていなかった 追い風に乗ることしか 考えていなかった 追い風に乗って 何処に…

泣き虫

僕は泣き虫だった ちょっとしたことで 泣いていた 僕は泣き虫だった たいして痛くもないのに 泣いていた 僕は泣き虫だった なんでもないことなのに 泣いていた 僕は泣き虫だった 悲しいことが悲しくて 泣いていた いつからだろう 僕は泣くことを 忘れていた …

ビール

夕方 キンキンに冷えたビールを飲み干し ああ旨い そう言ってみる まだ明るい空に ビールを透かして キレイだな その琥珀色から生まれてくる泡の粒を見つめる ビールは嘘をつかない ビールは僕の味方 ビールは僕の友達 雄一の友だち そんなことを思いながら …