2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ああ夏が終わっちゃうな 夏が終わると 秋が来て すぐに寒い寒い冬がくる また春が来るのを待たなきゃならない 春が来ると 桜が咲き 新緑が生い茂り あの暑い暑い夏がくる 嫌になっちゃうね 汗をかきかき みんな学校や仕事場に向かうのさ でもそんな夏もいつ…

ボート

ボートに揺られ 池の水面を見つめていた たっぷんたっぷん 水が揺れ動く 光が キラキラと反射している ボートは 白鳥でもアヒルでもない ペダルも付いていない あるのは2つのオールだけ 難しい 難しいよ すぐに曲がってしまう それに疲れるんだ いいんだ い…

お団子

お団子 誰が考えたのだろう みたらし あんこ 草餅 きなこやごま ピンク色のだってある 串に刺された その様は なんだか滑稽で なんだか美味しそう ひとつ 分けてもらえませんか 残念 売り切れだよ だから僕の団子 先っぽの一つを上げる 口の前に差し出された…

イルカ

イルカに乗った少年 どこから来て どこに行くのだろう なぜイルカに 乗せてもらえたのだろう 牛や馬 僕らは乗せてもらえるけど どこに行くでもない 行きたかったら連れてってくれる イルカはどうなんだろう あの島や もしかしたら 竜宮城 連れてってくれるか…

約束

ああ 暑い 暑くて暑くてたまらない 冷たいかき氷 頭から浴びてしまいたいよ 一気に冷やされたい 味はそうだな いちごかメロンか ブルー・ハワイ 甘くて 美味しくて 冷たくて サイコーさ 僕のかき氷は 日本一さ こんど届けに行くよ 待っていておくれ 約束だよ…

日記

昨日 僕は食われちまったんだ 大きな魚がやってきて 僕をパクって 目が覚めたら 魚の腹の中 僕は大きな声で叫んださ 出してーって 懐中電灯を持っていたから 明かりをつけたら そこには なぜだが机と椅子があって ペンと紙もあって なんか見覚えがあるな そ…

停留所

恐竜は なぜ絶滅してしまったんだろう 僕らも いつかいなくなるのだろうか その時 僕らはどこに行くのだろうか そもそも 僕らはどこから来たのだろうか あの宇宙 一体どこまでつながっているのだろうか この時間 いつまで続くのだろうか 時間? 時間っていっ…

蝉の幼虫

このあいだ 歩いていたら 足元 何かが動いていた 夜だったから よくわからなかったんだけど 街灯の光 薄明かりの中に彼はいた セミ 蝉の幼虫 道を横断しようとしていた どこに向かっているのか 潰されちゃうよ そう思ったから 木の枝で彼をつまんで 近くの木…

夏の日の花火

線香花火 パチパチパチ キレイだよね 赤い火の玉 いつまで続くかな いつまでも続くといいな でもいつまでも続かないこと 知ってる それでも いつまでも続きますように そう思ってる 赤い火の玉が落ちた 僕の足の上に 落ちた いまでも その火傷は残っている …

クマの一生

北海道の住宅街 クマが出たって騒いでいる 大きな大きな 黒いクマ 肩が盛り上がっていて ノッシノッシ わが物顔に歩いている 怖いね 散歩していたら 前から大きな黒い犬 飼い主に連れられて 散歩中 肩が大きく張り出して ノッシノッシ あれ一緒じゃない あの…

あの島へ

海水浴 楽しいな 冷たくて 大きな大きな海 どこまで泳いでいけるかな あの島まで行けるかな 思い切って 泳いでみよう 途中疲れて 寝てしまうかもしれない その時は 竜宮城で一休み あの島には 何があるのだろう きっと僕の求めているもの あるはず ああ ちょ…

3番ホーム

旅に出たいと思ったのだけど どこに行けばいいのかわからなかった だから 駅員さんに聞いてみたんだ 僕はどこに行けばいいですか 3番ホームで待っていてください そう教えてもらったから 大急ぎで向かったのさ お弁当やお茶も買ってね 冷たいビールも買っち…

本当の夏

暑い 暑いな そりゃ夏だもの 暑いに決まってる 寒い 寒いな 何が寒い? この暑い夏の日に 好き勝手言って いいご身分だな 暑けりゃ寒い 寒けりゃ暑い 好き勝手言って いいご身分だな そもそも 暑い寒い 君に何がわかるっていうの? 教えてあげようか 本当の…

空を見ていた ずっと見ていた 飽きることなく 見続けていた 今見ている空は いまの空 あのとき見た空は 誰の空 宇宙に行きたい 宇宙に行って地球を見たい そんなことに なんの意味があるの 僕らが見ている空は 宇宙なのに 僕等がいる場所は 宇宙なのに 教え…

プールで浮かんでいたら 空が見えた 眩しい太陽が見えた 時折 きらめく水が見えた ああ なんて美しいのか そして 僕は浮かんでいる 一体ここはどこなのだろう このまま僕は どこに流されてしまうのだろう いや もう流されてしまってる ここで浮かんでいるだ…

セミ

セミが鳴いている ミーンミンミンミン セミは慌ただしく 空を飛び回る どこに行こうとしているのか 空 彼らは知っている 空がどこにあるか ずっと地上で生きている 僕らだって知らないのに 出てきたばかりの彼らは 知っている だから生きている 知っている …

コーヒー

コーヒー その暖かさに こころ救われ その冷たさに からだが救われる コーヒー 真っ黒な その液体は 僕らに 勇気と希望を与える コーヒー なんのために 生まれてきたのか 僕らのために 生きているのか コーヒー 彼は言った 知らないのかい? すべてものは 他…

風船売り

遊園地に行くと 風船を売っている人がいる たくさんの風船をもって どれが欲しいか訪ねてる 強い風が吹いてきたら 飛んでいってしまわないのだろうか 思わず手を離したりして その様はキレイだろうな そんなこと思うけど そんなこと思うだけ こんど風船を膨…

灯台

灯台を見ると なぜだかホッとする 白くて 背が高くて たまに赤いのや しましまのもある 目立つように 誰かが色を塗ってくれる 灯台小屋 昔は誰かが住んでいたらしい いいね いいよね 僕も住んでみたい そして照らしだす 皆の針路 僕の針路 ここだ ここにいい…

僕らはできるはず

ビール 美味しくて 楽しくて 幸せで 嬉しくて いい事づくしじゃないか だったらなぜ飲まない 毎日毎時間 飲み続ければいい 飲んだくれればいい なぜいしない 酔っ払っちゃうから ちゃんとしたことが喋れなくなるから ちゃんとしたこと? それって楽しいの? …

ソフトクリーム

なんだかソフトクリームが食べたいな 甘くて冷たくて あの形がいいんだよ 見るだけで幸せになる 札幌に 八紘学園っていうところがあって そこのソフトクリームは最高さ だってみんなが笑ってるんだもの 楽しそうに 嬉しそうに 家族がいて 友達がいて 僕は一…

鳴く

猫 ニャアと鳴く 犬 ワンと鳴く セミ ミーンと鳴く 鳴いてなんかいない 泣いてもいない もちろん喋ってもいない 人間が勝手に考えてるだけ 人間 なんて鳴いてるのだろう ずっと黙ってる 喋らなければ黙ってる 僕らはなんて鳴けばいいのだろう ニャアでもない…

詩を書く理由

会社や学校で書いてること 文書 新聞やテレビで報道されていること 事象 僕が思うこと 心象 事象と心象のバランス 求められる客観性 文書 文章 それはビジネス もしくは奴隷 心象だけが形になったもの 詩 バランスなんてない そこにあるのは 狂った僕 もしく…

僕は誰なんだろう

僕は誰なんだろう 僕は一体いくつなんだろう 性別は? 男性 誰が決めた? 外見はそう見える 僕は誰なんだろう 僕は何をしてるんだろう 起きてるのか眠ってるのか それさえわからない 僕が誰かなんてわかりっこない そういえば 何回目の夏を迎えたのだろう 夏…

打ち上げ花火

花火を見ていた 打ち上げ花火 上から見ても下から見ても 横から見ても丸いに決まっている 中から見たらどうだろう ビッグバン 花火からはどう見えるのだろう 一瞬の閃光 僕らの顔はどう見えるのだろう 楽しそうな顔 険しい顔 寂しそうな顔 花火を見て なぜ悲…

昼寝

昼寝をしていた おかしいな 昨日たくさん寝たはずなのに 朝遅く起きて お昼をいっぱい食べて また昼寝 クーラーの聞いた部屋で心地いい 目が覚めたら もう夕方だった まだ眠かったから もう少し微睡んでいたら 外はすっかり暗くなっていて もう寝る時間だ そ…

シュークリーム

なんだか突然シュークリーム 食べたくなって ケーキ屋さんに行って 一つだけ買って 近く公園のベンチに座って 袋から取り出し 甘い匂い 美味しそう そう思った瞬間 なぜだか僕は握りつぶしてしまい 潰れてしまったシュークリームは 変わらず美味しそうだった…

面白い

この世の中 人が多すぎやしないだろうか ふとそう思い なぜそう思うのか考えてみた テレビで見る スポーツ選手や歌手の人たち ほんの一握りの 限られたスーパースター 僕もなれる 僕もなりたい 勘違い? そんなことない 努力すればなんだってできる なんにだ…

サッカーの試合

昨日サッカーの試合を見に行ったんだ なにやら海外のスゴイチームが来たらしい みんなお揃いのユニホームを着て あいつがスゴイこいつがスゴイ 日本にはこんな選手いない 日本はレベルが低い 何やらそんなことをまくしたてる人が 隣にいいて なんかやだな そ…

みんな一緒

テレビを見ていたら 嘘をついたとか つかなかったとか あいつが悪いとか 悪くないとか みんなが言っていた したり顔で言っていた 暑いのに ご苦労さま みんなを笑わすコメディアンも 偉い政治家も みんな一緒 社会の外にいいる人たち そんな人達が社会を作っ…