バッタものすごい脚でものすごい跳躍力一瞬でどこかに行ってしまうテレポーテーションではないのだろうか彼らは発見してしまったのではないだろうか瞬間移動なんだこんな身近に天才がいたあー知らなかった知らなかったよきっとタイムマシンもう誰かが自在に…

ヴィーナス女神あー男神そう言わないよねそれは神様は男だからだろうか男神どういう姿をしているのだろうかヴィーナスのように美しくそして力強いのだろうかなんかなんか不思議だな僕らはなにか気づいていないのではないだろうか

ベランダに飾り物の鳥かごがあるだれか使ってくれればいいのにあのサイズだと鳥は無理かなテントウムシそうだテントウムシがいいんじゃないかそう思ったけどなんで鳥かご入る必要があるんだろうねまるで僕みたいじゃないか

蝉の声少しだけ聞こえる7月だというのになぜかうす寒く蝉も困っているのだろうでもそうしてまだこんなに寒いのに蝉は成虫へと姿を変えアノヨウニ鳴くのだろう体の中にタイマーが埋め込まれていて朝決まった時間目覚ましが鳴るようにあの蝉も泣くのだろうかミ…

梅雨が長い記録的な長雨だそうだそう思って窓辺の椅子に座っていたら明かりがさしてきて空を見たら青空久しぶりに見る青空は僕に空の青さを教えてくれたあーそうかそうか僕は知ってるようで知らなかったんだなそんなことを僕に教えてくれた

日曜日の朝窓辺でコーヒを飲んでいたらふと外ベランダが気になって赤い球体２つトマト小さなトマトを見つけたんだそのトマトは植木鉢から伸びたつる垂れ下がっていて他にもグリーン熟してない身が何個かあってあー生きてる生きてるんだなそんな当たり前のこ…

ひとりでドライブに出かけることにした一泊の旅お気に入りのバッグにあれやこれや詰め込んでただただドライブあー知らなかったなーこんなに楽しくてこんなに素敵な時間以前も同じことしたのに何が違うのだろうそう思って気がついた帰るところがある帰ると誰…

耳元で声がするなんだかわからない何を言ってるのか何を言っていないのか最近耳が遠くなったんだ目もよく見えないこのまま僕は何んでもなくなってしまうのだろうかそもそも僕は何かだったのだろうかもともと何でもなかったのならそのままということだなーん…

おーいおーい大きな声で呼ぶんだけど気づいてくれないこっちも見てくれないおーいおーい何回も何回も呼ぶんだけど知らんぷり耳元を見ると最新のノイズキャンセル式のイヤホンおーいおーい手を大きく振ってもきづかない諦めて僕はずぶぬれでベランダから部屋…

ギターを弾けたりピアノを弾けたりする人たちってすごいな羨ましいなそんなことばかり思ってたけど僕だってこうしてタイプすることができて文字を紡ぐことができるこれってすごいことだよなぜかってだって僕は創造してるんだよくだらない何かかもしれないけ…

頭が痛くて気分も悪いから家でじっとじっとじっとしていたんだそうしたらこんな時間悪くないなそう思ったから寝転がりながら天井を見てそのあと洗面所に行って鏡に映った僕の顔見たらなんだか怖くなって僕は僕といるのが怖くなって目をつむることにしたんだ

青空太陽の陽包まれてくるまれて僕はずっとずっと希望の光だと信じてた信じてたらそれは本当になるというかそれは本当だから本物だからずっとずっとそう思ってたけど本当なんてどこにもないそんなことを知ったようやく知った

なんだか頭が痛くて眠たくて 眠たくて眠たくてしょうがないから寝ることにした まだ早いけど眠ることにした僕は眠り続けた 幸せだった きっと幸せだった

うちのみんな平日は家でゆっくりひまそうにすることもなくてぼんやり時間が過ぎていくなのに日曜日になると働きだすんだ朝から居間で掃除機がけたたましい僕はそこから抜け出して小さな僕の部屋に逃げ込む居間で窓辺でゆっくりしたいなそう思ったらそこは僕…

ヤシの木のある場所に行ってみたくてイカダを組んでポールを立てて旗をなびかせあ、旗っていうのはね僕の国僕のマークそう、僕がデザインしたんだ白をブルーを基調とした中にインコのスーの横顔ステキだろこのイカダで向かう先は無人島砂浜に漂着しあたりを…

氷を口に含みガリガリガリなんか口中が体中が涼しくなってヒンヤリして気持ちがよくて僕はそのまま空を見て口を開けてみたらなんだか生きている僕は生きてるそんなこと思った

ケチャップトマトからできてるらしいだからトマトをつぶしてみたでもケチャップにはならないおかしいおかしいと思い赤いトマトだけではなくて黄色いのや緑色のや色んな色のトマトもつぶしてみたでもケチャップにはならないんだおかしいおかしいよ僕のアメリ…

あのオムレツが食べたくてあの島に行くことにしたあの焼きそばが食べたくてあの船に乗ることにしたそれだけただそれだけいいだろとってもいいだろこれが僕の人生さ

雨が降るとあの鳥や蝶どこに行ってしまうのだろうあの猫や犬どこに隠れているのだろうそう思ったから僕は探しに行くことにしたんだそれからさ僕は探し続けたままさ晴れの日も雨の日も雷の日も一体全体どこに行っちまったんだいったい僕はどこにいるんだい

なんだか最近目が疲れるんだなぜだろうテレビの見過ぎだろうか勉強のし過ぎだろうかいやマンガの読みすぎかもしれないいずれにしても目が疲れてるんだそう思ったら何か頭もぼんやりするなんだなんだろうそうだ僕は疲れた疲れてしまったんだ僕はクタクタなん…

夏の海水着を着たこたち日焼けして健康的で明るくて輝いていてそれなのに僕ときたら海の近くボーっとしながらクルマに乗って遠くから遠くからそんな光景を見ているだけこれが僕僕の夏だった

朝コーヒーを飲むと目が覚めたような気がするだけど気がするだけでまだ眠っているのかもしれないコーヒ飲んでる夢を見ているのかもしれないそうそうなぜだか懐かしい夢を見たんだおっきなおっきな花が咲いていた昔よく行った親戚の家にも言った昔好きだった…

もうダメかもしれないいよいよかもしれない だってなにも何も変わらない それどころかなにも何もできない することもしたいことも何もない もうダメかもしれないいよいよかもしれない いったいどうしたらいいのだろう いったい何をすればいいのだろう もうダ…

椅子の上にのって掃除をしてたらドカン天井の梁に頭を打った星がチカチカしたよマンガみたいだけど本当のことだそれから調子が悪くてずっとずっと頭がボーっとして頭を打ったからだそう思って病院に行ってMRIってやつ撮ってもらったら僕のきれいな頭の中が映…

ギターを弾きながらみんなの前でおっきな声で一生懸命歌ってみたいなみんなは僕を見て僕の歌を聴いて幸せになってもらいたいなそんなことができたならどんなに素敵なことだろうこんな素敵な自分になれるなら僕は僕でなくてもいいあれ？僕って何だろう？

なぜか僕は邪魔ものみたいなんだ僕がいるとみんな無口だ自分の部屋に帰ると楽しい会話が聞こえてくる僕が行くとなぜかみんな不機嫌になる咳をすると耳をふさぐそうか僕は邪魔ものなんだいないほうがいいんだなんで僕だけ知らなかったのだろうでも僕は気がつ…

お腹がすくからご飯を食べるトイレに行っておしっこやウンチをするまたお腹がすくからご飯を食べるその繰り返しそうかようやくわかったよ僕らはよくできたロボットだだってそうじゃないか生き物だなんて僕らが思っているだけのこと僕らはロボット発見したよ

雨の中どこかに向かう雨が降っているのだから濡れちゃうじゃないかだから傘をさすそれでも少しは濡れてしまう大雨だとたくさん濡れてしまう雨が降っているのだからどこかに向かわなくてもいいじゃないかだって雨が降ってるんだ濡れちゃうじゃないか傘を差し…

雨が降り続いてる雨が降ると得した気分どこにも出かけなくていいから何もしなくていいから毛布にくるまれて雨の音を聞く至高の時間だと思うそれに飽きたら窓から降り続く雨を見るそして何もしなくていいことを確認してビールを飲むほらやっぱり最高じゃないか

僕の好きなものなんだろう？ 美味しい食べ物お酒キレイな女の子ステキな大人褒められること認められること 好きなものというより望むこと じゃあ、僕のできることなんだろう？ 真面目に働いて給料もらってその中で美味しい食べ物やお酒を飲んで色んなことを…