ある時彼女が言いました
私のどこが好きですか?
そんなの答えられるわけがない
何言ってんだよとごまかした
それでも彼女は真剣で
僕に対して問い詰めた
僕はそれにも答えずに
会社に出かけて行きました
家に帰ると真っ暗で
彼女の姿はありません
机に一通の手紙があって
彼女の言葉がありました
おかえり さよなら 好きよ
それだけ書いてありました
突然電話がなりました
彼女の実家のお母さん
お花をありがとうと言っていた
僕は突然思い出し
すぐに机を見つめたが
手紙はどこにもありません
ありがとう またね 好きだよ
僕は心の中でつぶやきました