繋がる


緑が生い茂り
清々とする中
歩いていると
足元には桜の花びらが
降り注いだ亡骸
その横には小川が流れ
水は山からやってくる
雪解けのあと

全てが繋がっている
一連の景色とその存在
それらの中を歩く
僕は何に繋がっているのか
確かに僕は繋がってきた
でもそれがどうしたっていうのか
これからどう繋がるか
それだけを考えればいい

緑のトンネルの向こうから
誰かがやってくる
僕の希望がやってくる
待つのではなく
迎えに行く
僕は自ら繋がりにいく
それが僕の希望であり
幸福
繋がるということ