休みの日の朝


休みの日の朝
なぜだか早く目が覚めてしまって

もっと寝ていたい
もっと休みたい

そう思ったけど
目が覚めてしまったので

ベッドから抜け出し
カーテンを開たら

そこには
僕の知らない世界があった

輝きに満ちた空
期待に満ちた空気

清々とした生き物の声
風に揺れる草木の音

土の匂い
光合成された酸素の香り

知らなかった
知らなかったから

知ることができてよかった
そう思った