森のなかで僕は
肌寒さを感じ
ふと空を見上げると
光が遮られ
あたり一面
みどりに満ちた葉っぱたち
しんとした空気と
清々とした静けさ
あたり一面が覆い尽くされている
前を向くと
輝いた空間
そんな場所が見える
葉っぱの隙間から
光が突き刺している
スポットライト
僕はそこを目指し
その舞台に立った
瞬間
僕のからだは光と一体となり
森と一体となり
この世と一体となり
ああそうか
そういうことか
一人つぶやきながら
僕のこころは宇宙にいいた
宇宙にいた
宇宙にいた