綿あめ

 

曇り空が続くと

僕のこころも曇っているかというと

そんなことはなくて

 

空を見上げると

あたり一面に青空はないけれど

光り輝く雲

 

その大きな存在に気づいて

こんな照明があればいいな

発明したらノーベル賞

 

そんなことを思いながら

光り輝く雲を見る

そして思う

 

乗れたらいいな

孫悟空はいいな

雷さまはいいな

 

そんなことを思う僕は

バカだな

そう思うけど仕方がない

 

光に包まれた雲を見て

綿あめみたいだな

食べたいな

 

あの雲が食べられたらいいな

縁日の綿あめは雲じゃないのかしら

光り輝く綿あめ

 

そんなんことを思う僕は

バカだな

そう思ったけど

 

今度

あの娘と一緒に綿あめを買いに行こう

そう思ってもう一度雲を眺めて

 

笑ってみた