君と僕が一つになるその時僕はハレツするいとおしくてハレツする心も体もハレツする君の中に戻って行く再び僕らは一つになる小さく小さくなっていく君の手の中におさまっていく 二人の思いが一つになる心と体が重なって一つの世界が出来上がる 君は僕で僕は…

君の手君の柔らかな唇君の温かい頬君の輝く髪君の細い指君の華奢な足君のまっすぐに僕を見つめるまなざし君のいたずらに笑う口元君のかがやく白い首筋君の僕に対する言葉君の僕以外に対する言葉君の手をさわることができた喜び君の温もり君と一緒になった僕…

あれしなきゃこれしなきゃただ時間だけが過ぎて行く何かしなきゃ何かやらなきゃ今日も何もできなかった何もできない僕何も成し得ない僕焦る僕後悔する僕いったい何に焦っているのかいったい何を恐れているのか僕は知っている自分が何者でもないことを焦る僕…

自ずからの僕誰からも好かれていない僕自ずからの僕誰にも興味を持たれない僕つまらない面白くない一緒にいても楽しくないそれが自ずからの僕自ずからの僕一人が楽しい僕でも一人が寂しい僕自ずからの僕それが僕

なるようになるなるようにしかならないこれまでこうして生きてきたなるようになるなるようにしかならないでも本当かい？なるようになろうとしてきたのかい？なるようになろうよなるようになれる自分になろうよそれが幸せになるということだよなるようになる…

君がいなければ僕の存在価値なんてない君がいなければ僕は生きている意味がない君がいなければ僕はどこにもいない君はどこにいるの僕は探してばかり君を見つけたくて僕は探し続けている いないんだ 君がいない世の中僕はどうして生きていけばいいわかってい…

白い手柔らかい手温かい手 可憐な手華奢な手素敵な手 きれいな手優しい手気持ちのいい手 僕の涙を拭ってくれる手僕の胸を温めてくれる手だまって僕をにぎりしめてくれる手 さわりたいにぎりしめたいつなぎたい いつまでもこうして君と手をつないでいたい い…

どれくらい 眠っていたのだろうどれくらい 君のこと思っていたのだろうどれくらい 青い空を見ていたのだろうどれくらい 君を好きだったのだろうどれくらい 君に夢中だったのだろうどれくらい 幸せだったのだろうどれくらい 楽しかったのだろうどれくらい お…

おいしいおいしい幸せだね 本当にうなぎが好きだった特別な外出の時はいつもうなぎだ おいしいおいしい幸せだね いつもこう言っていた あの時もうなぎを食べていたお弁当だけど奮発して買ったんだデパートで一番いいやつ とてもおいしそうに食べていたでも、…

彼女は僕がウソをついたと言った僕はウソだと思わなかったウソか本当かわからなかった本当であってほしかった元気になると思ってた本当のことだと思ってたでも僕はウソツキだった僕はウソツキ僕はウソツキ

あのあじさいがまた咲いたとても綺麗なあのあじさい僕は写真を一枚撮り彼女の病院に持っていったきれいだね彼女は写真を見て言ったうれしいね彼女は笑ってそう言ったありがとね僕は笑ってはにかんだつかれたね彼女はそっと目を閉じたあのあじさいがまた咲い…

君がいなくちゃだめなんだ君がいたからできたんだ 君がいなくちゃだめなんだ君のためならできるんだ 君がいなくちゃだめなんだ君と一緒にいたいんだ 君がいなくちゃだめなんだ一緒じゃなくちゃだめなんだ だからお願いもう少しだけ一緒にいさせて もう少しだ…