見つける


そのケーキ屋さんは混んでいて
行列ができていた
まるでガウディの建築物のよう
素敵な建物
素敵な服を着た店員さんが
笑顔で働いていた

ショーウインドには
たくさんのケーキが並び
奥には
香ばしい焼き菓子が並び
みんな
笑顔で楽しそう

だけど
人がいっぱいいて
少し騒がしくて
なんか嫌だな
なぜかそう思った
みんな急いでいたから

急ぐ必要ないのに
急ぐ人たち
混雑した場所にいると
なぜか急ぎ出す人たち
それは
なぜ

それは
混雑した場所
自分だけ抜け出したい
そんなこと思うから
自分だけ
早く抜け出したい

混雑しているのには
理由がある
そこにいるのならば
受け入れればいい
それが嫌なら
行かなければいい

それなのに
イライラして
嫌な思いして
バカみたい
受け入れよう
楽しもう

何かに気づくはず
そう思って生きること
大切
心に余裕を持てば
気づくから
大切なこと

受け入れよう
楽しもう
見つけよう
幸せを
僕らの毎日は
宝探しだ
 
 

競争


僕 負けず嫌いなんです

勝ちたい
負けたくない

その執念が
今の僕を作っている

そんな話をよく聞く
そんな人がたくさんいる

僕だけ 幸せになりたいんです

僕だけ
他の人のことなんて知らない

そんなこと言う人
いない

だけど一緒
僕の物語

人はなぜ競争したいの

人と競い合うこと
それは戦争と一緒

僕だけ
僕らだけ

幸せになりたい
他人は全員悪人

競い合い勝つことでしか幸せになれないの

そうだとしたら
寂しいこと

戦争は
なくならない

だからテレビのニュースキャスター
みんな嬉しそう

比べることではなく考えること

僕らは
考えなくてはならない

自分の幸せを
比べることではない

そんな生き方
したいじゃないか
 
 

豆苗


窓の側で豆苗の苗が育てられていた
すごい勢いで
伸びていく
毎日毎日
太陽の方に向かって
太陽の光を求めて
たくましく
果敢に
僕は羨ましかった

夕食の時間
あの豆苗が炒め物となって
皿の上に乗っていた
彼らは青々としていて
艶やかで
いい香りがしていたが
あのたくましく
果敢な姿は
もうなかった

美味しいね
彼女がいった
そうだね
僕はうなづいて
少し申し訳ない気持ちになったけど
僕らがしていることは
こういうこと
これが僕らの毎日だということに
気づいていないだけ

だから僕は気づきたい
生きているもの
存在しているもの
全てに
そして一緒に
生きていく
僕らはたくましく
果敢に
生きていく

次の日
あの豆苗の苗は
新しい芽を出し
太陽に向かって伸びていた
たくましく
果敢に
僕らも同じ
僕らも一緒
生きていく
 
 

てんとう虫


てんとう虫を見つけた
七つの点があるやつ
捕まえようとしたら
背中がパカんと割れて
羽を出して飛んでった

なんで
てんとう虫は
あんなに美しんだろう
あんなに
デザインされているんだろう

キレイな色で
キレイな体躯
まあるく
可愛い
その姿

僕らはてんとう虫を見つけては
喜び
追いかけ
なぜか笑顔
みな笑い合う

僕もそんな存在になりたいな
僕を見つけると
笑ってくれて
僕に会うと
喜んでくれる

そんな
てんとう虫みたいな僕
サンバは踊れないけど
一緒に踊ることはできるから
そんな気分にさせることはできるから

さあ
踊りましょう
一緒に
手を繋いで
僕らもてんとう虫のようになろう
 

たこ焼き


たこ焼きを作った
溶いた粉をを流し込み
たこを入れ
キャベツを入れ
くるくる回しながら
焼きあがるのを待つ

くるくるくるくる
みんなで
まあるくまあるく
笑いながら
くるくるくるくる
たくさん作った

出来上がると
口に含み
熱いと大きな声を出し
笑い
喜び
ハフハフして

ほっぺ膨らませて
もぐもぐもぐもぐ
美味しいね
みんな同じコメント
楽しいね
嬉しいね

こんな幸せ
そんな幸せ
とても幸せ
いつも幸せ
いつまでも
続くといい

 

理想の結婚式


結婚式を挙げて
新婚旅行に出かける二人
みんなに見送られ
青いピックアップのアメ車
車の後ろにはたくさんの空き缶がぶら下がってる
運転するのはもちろん僕
これから旅立つ僕ら
みんな笑顔
拍手
花も投げ込まれ
カランカラン
盛大な音を立てて
発進する車
二人が見えなくなるまで
皆が手を振っている
嬉しそうに
楽しそうに
笑ってる
喜んでる
助手席の彼女
僕の肩に頭を持たれ
そっと目を閉じる
僕の理想の結婚式

そのあと二人がどうなったかって
ずっと缶カラぶら下げて走るなんておかしいって
そんなことどうだっていいじゃないか
だって
これが僕の理想の結婚式なんだから
 

サンドイッチ


サンドイッチ
君は何が好きだい

ハム

ツナ
コロッケ
カツ
チーズ
野菜

洒落たのもある
トマトや見たこともない具材がたくさん

僕はね
マヨネーズ

マヨネーズだけを塗ったサンドイッチ
一番好き

だって僕は
それしか作れないのだもの

マヨネーズを塗るだけ
そしてパンを二つに折るだけ

頬張って
紅茶と一緒

それが
僕のサンドイッチ

今日
君と一緒にサンドイッチを作ったんだ

ツナとコロッケとチーズ
家にあったもので作ったサンドイッチ

マヨネーズだけより
美味しいや

作るのが楽しいって
初めて知った

サンドイッチ
食べるだけじゃない

一人じゃない
それがわかった

それが僕の大好きなサンドイッチ
君と作ったサンドイッチ