問題

 

なんでみんな

争っているのだろう

競争しているのだろう

 

誰よりもうまくなりたい

誰よりも強くなりたい

誰よりも幸せになりたい

 

自分がうまければいいじゃん

自分が強ければいいじゃん

自分が幸せならいいじゃん

 

みんなわかんない

わかんないから比べたがる

だったらわかればいいじゃん

 

足るを知る

自分を知る

そういった人がいた

 

世界一の難問

そうかもしれない

けど世界一やさしい問題

 

気づくか

気づかないか

ただそれだけのことだから

僕の気持ち

 

僕は絵を描くんだ

そう僕は絵描き

 

楽しくて

みんなが嬉しくなるような絵

 

そんな毎日を送りたくて

絵を描いている

 

でも昨日

僕の絵を破られてしまったんだ

 

気に入らないんだって

その人の好みじゃないらしい

 

だけど

だからって破かなくてもいいじゃないか

 

そう思ったけど言わなかったよ

人それぞれだからね

 

だけど僕は描き続けるよ

みんなが幸せになるような絵を描き続ける

 

それはみんなのためでもあるけど

僕のためでもあるから

 

また破られちゃうかもしれないけどさ

人はみな違うのだからしょうがないんだ

 

僕は僕の絵を描けばいい

それが本当のことならいいさ

 

みんなにはみんなの考えがある

強制してはダメさ

 

僕は僕の絵を描けばいい

それが本当のことならいいさ

 

僕は絵描き

絵を描き続ける

昼寝

 

昼寝をしていたら

 

気持ちよくて

嬉しくて

楽しくて

 

目が覚めても

 

微睡んで

ふわふわして

まだ寝ているようで

 

起きているの?

 

そう自分に聞いてみたけど

起きているのか

寝ているのか

 

僕にはわからなかったから

 

どちらの僕が幸せ?

そう聞いてみたかったけど

怖くて聞けなかったから

 

また眠ることにした

草むらの中

 

いつもの道に

いつもの猫がいる

 

その猫は

いつもの茂みに入っていく

 

道の脇の草むら

ぽっかり空いた穴

 

その猫は

するっと入っていく

 

僕は思い切って

その穴に入ってみた

 

草むらの中は

猫の住処

 

じゃなくて

見たことのない

 

世界

知らないのは僕だけ

 

気がついたら

ベンチの上に座っていた

 

膝の上にはさっきの猫

僕を見て笑ってる

 

だから

僕も笑ってみた

 

犬は

何を考えているのだろう

 

首輪をされて

紐で繋がれ

 

洋服を着せられ

決まった食事を与えられ

 

毎日散歩にでかけ

きれいに身だしなみを整える

 

一体誰のため?

自分のため?

 

飼い主は

飼い犬のためと言う

 

飼い主のため

自分のため

 

それじゃあ

犬はなんのため

 

犬は

何を考えているのだろう

 

楽しいのか

諦めてるのか

 

よく考えたら

一緒

 

僕らも

一緒

 

雨が

ずっと

降っている

 

しとしと

ざあざあ

ばちゃばちゃ

 

僕は雨が好きだ

雨の匂い

ひんやりとした空気

 

だから

外に出て

雨に打たれる

 

ビチョビチョ

ぐちゃぐちゃ

かまうもんか

 

雨は僕の友達

いつも助けてもらってばかり

雨は僕に降り続ける

 

雨は教えてくれる

僕がここにいること

僕が生きていること

 

雨だけは

僕を知っている

かき氷

 

水が冷えると

氷になる

 

透き通って

カチンカチンの氷になる

 

僕らは冷えると

何になるのだろう

 

このままの姿で

カチンカチンの体になる

 

そうなんだろうか

僕らは水でできている

 

そんなこと言う人もいる

それなら僕らも透き通るのだろうか

 

あのきれいな氷のように

何も混ざり物のない透き通ったからだ

 

いつか

かき氷にして食べてもらおう

 

黄や緑のシロップを掛けて

僕はいちごミルクがいいや

 

そんな日は

すぐにやってくる