2019-02-28 存在 散歩をしていたら 気がついた 僕は囲まれていることに まわりの木々 みんなが僕を見ている 不思議なことに 僕を見下している わかった 彼らは 見えないところにもいる 土の中 そちらが彼らの本体 僕は知ってしまった そんな僕を彼らは見ている 僕は逃げも隠れもしない だから僕は友だちになることにした 喋れないし どこかに一緒に行くことだってできない でも一緒にいる そう思うことにした そう思うことにしたら 彼らは悠々と僕の前に存在し 僕も彼らの前に存在し ただそれだけの存在になった