2019-02-11 旅立ち ゴルフをしていたら ボールが木に当たって カコーン そんな音がしたものだから 申し訳ないな そんなふうに思ったけど そこにある木は そんなことには慣れていて でももちろん嬉しくはなくて 逃げられるわけでもないから それも受け入れて 生きているのだけれど 悠々と 逞しくて 恥ずかしさは微塵もなくて 僕らを受け入れてくれて 僕らを圧倒していたから どこにでも行ける どこにでも逃げられる それなのに どこにも行かない そんな僕は 恥ずかしくて どこかに行ける価値 なんだろう そう思ったから どこかに行くことにした