さよなら

 

寒くなってきたね

あんなに暑かったのに

もう冬はやってこないと思った

 

そんな寒い冬の日も

僕らを温めてくれる

太陽は常に僕らのそばにいいる

 

夕暮れ

西の空を真っ赤に染め上げ

僕らの一日に別れを告げる太陽

 

そんな彼は

東の空を尊い光で差し込みながら

僕らの一日を照らし出す

 

一体どこに行っていたんだよ

そんなこと思う間もなく

彼は僕らの世界を照らし出す

 

寒い冬の日も

暑い夏の日も

僕らをずっと見ている

 

同じように僕を見ている人がいる

一体どこにいるのだろうか

どこから僕らを見ているのだろうか

 

僕は探し続ける

それが僕の役目と知っているから

そしていつか会えることも知っている

 

その時

太陽はどんな顔して僕らを照らし出すのだろう

何も言わず温めてくれるに違いない

 

そんな太陽がいるから

僕らはこの世界で

僕らであり続ける

 

また会おう

会えるから

太陽が僕らを見ているから