口ずさむ歌

 

暇な時

ふと口ずさむ歌がある

 

ある晴れた昼下がり

市場へ向かう道

 

こんな歌

悲しい歌

 

なんで

知らないうちに口ずさむ

 

おかしいね

不思議だね

 

僕の体に刷り込まれてる

僕の心に刷り込まれてる

 

なんでだろ

不思議だね

 

もしかしたら

僕は思う

 

この歌は

僕の歌

 

僕のことを歌った歌

なんてね

 

でも

そうかそうかそうなのか

 

そんなことも思う

ある晴れた昼下がり

 

僕はどこに向かうのだろう