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僕はきみが好きで
きみは僕のことが好きではなくて
それでも僕はきみが好きで
好きで好きでたまらなくて
きみのことを愛していた
 
きみは僕の友人が好きで
僕の友人もきみのことが好きで
ふたりは愛し合っていた
 
僕はふたりが好きで
ふたりも僕のことが好きで
だけど僕の好きとふたりの好きは違くて
同じ好きでも僕とふたりの好きは遠くて
僕はふたりと離れていった
 
そんなふたりはいつしか別れて
それでも僕はふたりが好きで
僕はきみが好きで
 
きみはそれに気づいて
きみははじめてそれに気づいて
いつからだったのと僕に聞いて
僕はずっと昔からと答えたら
きみはバカねって笑ってくれて
笑いながら泣いてくれた
 
きみは僕の手を握って
僕のことを優しく抱きしめてくれた
僕はきみが好きで
好きで好きでたまらなくて
きみのことを愛している