砂漠を一人歩く
蜃気楼
歪む空気
暑い
汗がとまらない
誰か水を
水をください
言葉も出ない
誰もいない
そんな場所で
僕は歩き続けている
どこに向かうの
どこに向かっているの
きっとあるはずの
オアシス
そんな名前のバンドがあったっけ
きっと同じ
探してるんだ
フリー
誰か水を
僕に水をください
砂漠を一人歩く
蜃気楼
歪む空気
暑い
汗がとまらない
誰か水を
水をください
言葉も出ない
誰もいない
そんな場所で
僕は歩き続けている
どこに向かうの
どこに向かっているの
きっとあるはずの
オアシス
そんな名前のバンドがあったっけ
きっと同じ
探してるんだ
フリー
誰か水を
僕に水をください
ここはどこだろう
僕はどこにいるのだろう
すっと探してた
僕がいる場所
やっと見つけた
やっと見つけた
そう思ったその場所は
僕がいる場所ではなかった
僕がいる場所はどこなんだ
誰か教えてくれないか
ずっと
ずっと
僕は探し続けているのに
見つからない
いったい僕はどこにいるんだ
頭がおかしくなりそうだ
こんなに探してみつからないのは
どうしてなんだ
ふと気がついた
僕なんかいないってことに
僕は知った
僕なんかいないってことに
知ってた?
太陽って
燃え続けてるんだよ
ずっとずっと
そしてずっと前から
大火事さ
どうして誰も消さないの
太陽は僕らを照らし
温めてくれる
太陽は
僕の友達
でも
僕は太陽に何もしてあげられない
太陽は
消してほしいんじゃないか
いつまでも続く火事
消してほしいんじゃないか
わかった
僕が行くよ
待ってて
僕には少しの水しかないけど
君が望むなら
そうする
いくよ
行くから
待ってて
待っててよ
もうすぐ
行くから
君を消してあげるから
僕も消えてしまうから
ギタがー弾けたら
君に聞かせてあげる
ピアノが弾けたら
君に聞かせてあげる
歌がうまかったら
君に歌ってあげる
僕は
君に喜んでほしいから
そして
僕も喜びたいから
でも僕は
何もできない
楽器も弾けないし
歌も歌えない
不器用で
モゴモゴしてて
恥ずかしくて
緊張しちゃって
情けなくて
僕だから
何もできない
僕だから
僕の詩を
送ります
寝ていたい
何もしないで寝ていたい
布団にくるまれて
あたたかい
しあわせ
こういう事を言うのだろう
まどろみの中で
したいことを考えて
したいことをしてみる
いつのまにか
それは夢へと変わり
僕の劇場が始まる
夢の中の僕は
僕であったり僕でなかったり
ということは
普段の僕は誰なんだろう
そんなこと思いながら
まどろみの中を行ったり来たり
起きているときの僕は
何者なんだろう
僕は眠るために生きているのかもしれない
だからずっと眠っていることはできない
そうかそうか
幸せってそういうことだよね
そうだよね
そういうことだよね