眠る僕ら

 

寝ていたい

何もしないで寝ていたい

 

布団にくるまれて

あたたかい

 

しあわせ

こういう事を言うのだろう

 

まどろみの中で

したいことを考えて

 

したいことをしてみる

いつのまにか

 

それは夢へと変わり

僕の劇場が始まる

 

夢の中の僕は

僕であったり僕でなかったり

 

ということは

普段の僕は誰なんだろう

 

そんなこと思いながら

まどろみの中を行ったり来たり

 

起きているときの僕は

何者なんだろう

 

僕は眠るために生きているのかもしれない

だからずっと眠っていることはできない

 

そうかそうか

幸せってそういうことだよね

 

そうだよね

そういうことだよね