2018-12-16 一本の道 一本の道 どこまでもどこまでも続いている 一本の道 目の前には 真っ直ぐの道しかない 分岐路もない 遠くが霞んでいる あの向こうに 何があるのだろうか 知りたいわけではない 知ろうとしているわけでもない ただ歩き続ける どうしてこの道を歩いているのか 一体何処まで 一体いつまで そんな事を考えたこともなく ただただ 両の足を見ながら歩を進める 僕はなぜ歩き続けるのだろう それは 道があるから 一本の道があるから 僕の道があるから ただそれだけのこと 知らないだけ 気づかないだけ だから僕は歩き続ける