2019-10-07 走る 走って 走って 走り抜いたんだ 逃げるわけでもなく 追いかけるわけでもなく ただただ走りたかった だから 走って走って まわりを見たら ここはどこだろう 見たこともない 知らない場所だった 話す言葉もわからない 皮膚の色も違う みんな僕を睨みつけている 僕は怖くなって また走り出した 走り続けた そしたら いつの間にかあたりが暗くなって 夜になってしまったから 眠くなってしまって 寝てしまったのだけど 起きたらそこに僕はいなかった あれ おかしいな 僕はどこにいいるのだろう どこに行ったのだろう そう思って 僕は今日も走り続けている